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大雨時にトイレが流れにくいときは

更新日:2023年6月14日

大雨時の市役所前道路

 大雨が続くと、トイレや排水口の流れが悪くなることがあります。このような現象は、下水道管に大量の雨水が流入することで発生し、天候が回復すると時間の経過とともに収まります。正常に流れるようになるまで、ご家庭からの排水をできるたけ控え、しばらくお待ちいただくことをお願いいたします。

どんな現象が起きるの?

  • トイレや排水口の流れが悪い。ゴボゴボと音がする。
  • トイレの水の水位が高い。逆流する。

なぜ流れにくくなるの?

 本市の下水道は、汚水(屋内から出る排水)と雨水(屋外に降った雨など)を分けて、排水しています。トイレなどの汚水を流す下水道管は、雨水が入らない構造になっていますが、大雨により道路の冠水が起きると、マンホールの穴や隙間から雨水が流入します。流入した雨水の量が、下水道管で流せる量を超えたり、下水処理場での処理が追いつかなくなると、下水道管の中で排水の渋滞が発生し、流れが悪くなったり水圧で逆流することがあります。
 浄化槽を使用している住宅では、道路側溝や水路、住宅敷地内の冠水により、浄化槽に雨水が流入し、トイレなどの流れが悪くなることがあります。

雨水侵入図

対処法は?

トイレや排水口の流れが悪い。ゴボゴボと音がする。

 雨水の流入がなくなり、排水の処理が追いつくと、正常に流れるようになります。お風呂の水を抜かないなど、ご家庭からの排水をできるたけ控え、しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

トイレの水の水位が高い。逆流する。

 一時的な対処として、トイレの便器を水のうでふさぐ方法があります。水のうは、大きなゴミ袋に水を入れ、空気を抜いてから縛ることで作成できます。水のうは重量がありますので、腰を痛めないように注意して持ち運びをしてください。トイレの便器をふさぐ時は、便座を上げて、水があふれないようにゆっくり便器に入れてください。

日ごろからできる水害対策

大きなゴミ袋を備蓄しましょう

 大きなゴミ袋に水を入れることで、簡易的な水のうができます。急に必要になった際に、ご自宅で作成することができますので、非常時に役立ちます。日ごろ使用しているゴミ袋をローリングストック(無くなる前に買い足す)して、災害に備えましょう。

道路の集水口を確認しましょう

 道路にゴミや落ち葉が溜まっていると、雨水を排水する道路側溝や集水口をふさいでしまい、短時間で道路が冠水する恐れがあります。また、庭先に空き缶やプラスチック類の物があると、雨風で流される場合があります。雨が降る前に、ご自宅周りのゴミ拾いや庭先整理にご協力をお願いいたします。

雨水貯留施設の設置をご検討ください

 下水道への切り替えで使わなくなった浄化槽は、雨水を貯める貯留槽に転用することができます。このほか、雨どいに接続する家庭用の雨水貯留タンクも販売されています。このような施設を設置することで、一時的な豪雨による冠水を防ぐ効果があります。市では、対象施設を設置する方に補助金を交付していますので、設置をご検討の方は下水道課業務係へご相談ください。

お問い合わせ

建設部 下水道課 管理係

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-996-3495(内線262)

FAX:048-997-7310

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