令和4年度から適用される個人住民税(市・県民税)の改正点のお知らせ
更新日:2022年7月14日
住宅ローン控除の特例期間の延長
住宅ローン控除の控除期間を13年間とする特例期間が延長され、令和3年1月1日から令和4年12月31日までの間に入居した方が対象となりました。
適用されるには下記の要件を満たす必要があります。
(1)新築住宅は、令和2年10月から令和3年9月末までに契約
(2)建売・中古・増改築などは、令和2年12月から令和3年11月末までに契約
(3)令和4年末までの入居者
(4)面積要件:50平方メートル以上(現行)
特例:所得1,000万円以下の年に限り、40平方メートル以上50平方メートル未満の住宅にも適用
現行:その年の合計所得金額が3,000万円以下の年に限り適用
詳しくは国税庁ホームページをご確認ください。
セルフメディケーション税制の見直し
セルフメディケーション税制の適用期限が5年間延長されます。
セルフメディケーション税制の概要
健康の保持増進及び疾病の予防への取組みとして一定の取組みを行う者が、令和4年1月1日から令和8年12月31日までの間に、いわゆるスイッチOTC薬(注記1)の購入費用を年間1.2万円を超えて支払った場合には、その購入費用(年間10万円を限度)のうち1.2万円を超える額を所得控除する制度。
(注記1)スイッチOTC薬とは、今まで医師の診断・処方せんに基づき使用されていた医療用医薬品を、成分の有効性や安全性に問題がないと判断され、薬局・薬店などで購入できるように転用(スイッチ)した医薬品のことをいいます。
なお、対象となるOTC医薬品は厚生労働省ホームページに掲載されています。
医療費控除とセルフメディケーション税制の違い
