A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
更新日:2024年4月19日
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行警報の解除
令和5年12月21日に発令されたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行警報が、令和6年4月10日をもって解除されました。
なお、引き続き、手洗いうがい等の基本的な感染対策を心掛けていただくようお願いします。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
症状 | 突然の38℃の発熱、のどの痛み、苺のように赤い舌 |
---|---|
潜伏期間 | 2~5日 |
回復までの期間 | 1週間程度 |
感染経路 | 飛沫感染・接触感染 |
特徴 | 学童期の小児に多くみられる |
予防のポイント
マスクの着用等普段からの咳エチケット
咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことでも感染が広がるため、飛沫を浴びないようにすることで感染する機会を減らすことができます。普段から咳エチケットに努めましょう
外出後の手洗い
細菌が付着した手で口や鼻に触れることで感染が広がるため、むやみに目や口に触れたり、こすったりしないようにしましょう。流水や石けんによる手洗いが有効で、アルコール消毒も効果的です。
患者との密接な接触をさける
家族や周囲の人がかかってしまったときは、密接な接触をさけるようにしましょう。
十分な休養とバランスの良い食事
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの良い食事を日ごろから心がけましょう。
発熱や体調不良の時には
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、適切な治療を開始すれば24時間以内に感染力はなくなるとされています。
早めに医療機関を受診し、早い回復につなげましょう。
・安静にして休息をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を十分に補給しましょう。
・同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。