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八潮市小中一貫教育 八潮中学校ブロック研究発表会

更新日:2025年3月13日

令和6年11月29日(金曜日)に、八潮中学校ブロック(潮止小学校、松之木小学校、八潮中学校)において研究発表会を開催しました。

 八潮中学校ブロックにおいて、「学力・体力の向上と豊かな心を育成する小中一貫教育の推進~深まる授業・高まる学力 夢実現にむけた 学びのドリームプラン~」の研究主題のもと、研究発表会を開催しました。
 八潮中学校ブロックでは、重点事項を「授業改善」と設定し、研修を進めてきました。特に、八潮スタンダードで示されている「まとめる」に重点を置き、子どもたちの「振り返りの充実」や小中の系統性をもった授業づくりについての研究を発表しました。

潮止小学校、松之木小学校

 小学校では「国語、算数、外国語、体育」の授業を公開しました。外国語科では、東京学芸大学教授や獨協大学准教授にご指導いただきました。

 小学校の各教科では、児童が学習したことの振り返りを充実させるために、「期待する振り返り」を考えながら授業を組み立てています。
小学校2校の振り返りの視点を中学校でも取り入れることで、学びに連続性をもたせ、小中学校間で「授業のつながり」を図っています。

 潮止小学校の外国語の授業では、松之木小学校の児童に向けて、中学校で入りたい部活動や頑張りたいことなど今の自分の思いを英語で手紙に書きました。
八潮中ブロックの外国語科重点指導事項である「英語で書く力の育成」に向けて3年生の外国語活動から書くことに慣れ親しめるような活動を適宜取り入れています。

 体育の授業では、体の動きを高める運動やマットを使った運動遊びを公開しました。小中学校での学習内容の系統性を考え、中学校ではどのような運動につながるのかを意識して、運動好きな子供たちを育成します。

八潮中学校

 中学校では、「全教科、特別活動(いのちの授業)」を公開しました。どの授業も学習の「振り返り」を着実に行っていました。八潮中学校ブロックでは、「振り返りの基本方針」として「視点にそって文章で書く」「終末の5分を確保する」「1時間に1回を基本とする」などを共通理解し、振り返りの「基本方針」を策定しています。

 助産師の直井亜紀さんと教員2人で授業を行いました。授業を通してかけがえのないひとつの生命を尊重すること、他者に対しても尊重する姿勢を持つことの大切さを学んでいました。そして自分の存在も世界の中でかけがえのないものであるという直井さんの話を真剣に聞いていました。

 研究発表会に向けて、合同研修会も実施しました。合同研修会では、小中学校の教員が部会ごとに指導案検討を行い、指導案の型を共有する中で、授業改善の重点を共有し、共同歩調で授業改善に取り組むことができました。

全体会

 八潮中学校ブロックの研究の概要や成果と課題について発表しました。「まとめる」の場面の特に「振り返り」で児童生徒が疑問に思ったことや実生活につながるような発見などを見つけ、次の学習への意欲付になることが主体的・対話的で深い学びに繋がっていきます。そして、その意欲の連続性の先が児童生徒自身の「夢実現」につながると確信します。今後は、さらなる魅力的な授業づくりについて研究していきます。

お問い合わせ

教育部 小中一貫教育指導課 小中一貫教育係

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-996-2137

FAX:048-998-0828

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