第10次八潮市交通安全計画を策定
更新日:2017年12月22日
~誰もが安心して暮らせるまち~
平成32年度までを計画期間とする第10次八潮市交通安全計画を策定しましたので、計画目標や主な施策についてお知らせします。
計画の目標
- 年間の人身交通事故件数320件以下(平成28年度は410件)
- 年間の自転車に関係する交通事故死傷者数100人以下(平成28年は143人)
- 年間の交通事故死者数0人(平成28年は3人)
主な施策
ゾーン30の整備
ゾーン30路面標示の例
生活道路の安全を確保するため、警察と協議しながら最高速度30キロメートル毎時に区域規制を実施します。平成29年度は松之木小学校周辺を実施します。
詳しくは、次のリンク先「速度規制区域を指定する【ゾーン30】事業の実施について」をご覧ください。
自転車損害賠償保険の普及促進
自転車の利用者が加害者となったケースで、高額な損害賠償を命じる判例が出ていることから、自転車損害賠償保険の重要性を周知します。
また、自転車損害賠償保険の認知度が低く加入が十分でない状況にあることから、自転車損害賠償保険の種類や自動車保険および火災保険の特約条項の確認などをお知らせしながら加入を促進します。
事故の概要 | 賠償額 | 判決 |
---|---|---|
11歳の男子が夜間に自転車走行中、歩行中の62歳の女性と正面衝突し、頭蓋骨骨折などの傷害を負わせ、女性は意識が戻らない状態となった | 9,521万円 | 平成25年神戸地裁 |
日中、男子高校生が自転車で車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた24歳の男性会社員と衝突して、重大な障がいを負わせた | 9,266万円 | 平成20年東京地裁 |
男性が、ペットボトルを片手に下り坂をスピードを出したまま交差点に進入し、横断歩道を横断中の38歳の女性と衝突して、脳挫傷で死亡させた | 6,779万円 | 平成15年東京地裁 |
自転車シュミレーターの活用
自転車シュミレーター体験会
交通ルールと正しい自転車の乗り方を理解してもらうため、警察と連携して、子どもや高齢者などが多く集まる場所で自転車シュミレーターを用いて自転車の安全利用を推進します。
スケアード・ストレイト教育技法の活用
スタントマンによる事故の再現
スタントマンが自転車の危険運転を実演しながら交通事故を再現し、その恐怖や悲惨さを体験することで自己の運転を見直すきっかけにするスケアード・ストレイト教育技法を用いた交通安全教育を推進します。
自転車ヘルメットの着用の促進
帽子と一体型の自転車用ヘルメット
自転車事故における頭部損傷の軽減に有効なヘルメットの着用を促進するため、子どもと高齢者に対しヘルメットの購入費の一部を補助します。
補助金の申請等詳しくは、次の「自転車ヘルメットの購入費用の一部を補助します」をご覧ください。
お問い合わせ
生活安全部 交通防犯課 交通担当
所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1
電話:048-996-2111(内線288)
FAX:048-995-7367
