八潮市自治基本条例
更新日:2022年8月17日
「協働によるまちづくり」のルール「八潮市自治基本条例」
市では、平成23年7月1日に施行された「八潮市自治基本条例」に基づき、「共生・協働」「安全・安心」をまちづくりの基本理念に、「住みやすさナンバー1のまち 八潮」を将来都市像としたまちづくりを進めています。
八潮市に住むこと、住み続けることが誇りに思えるようなまちづくりを進めるために、「協働によるまちづくり」とそのルールである「八潮市自治基本条例」について考えてみましょう。
「協働によるまちづくり」とは?
市がより良いまちになるように、市民や市民活動団体、企業、市議会、行政(市役所)などが、お互いに足りないところを補って協力し合い活動することです。
皆さんの身近なところでもさまざまな「協働によるまちづくり」が行われています。
身近な協働事業
市民・市議会・企業・行政(市役所)が協働で開催する【やしお市民まつり】
八潮市コミュニティ協議会(市民活動団体)とボランティアによる【花植え事業】
この他にも、地域の皆さんが参加できる清掃活動など、さまざまな活動が「協働によるまちづくり」と言えます。このような活動を進めるための基本的なルールが「八潮市自治基本条例」です。
「自治基本条例」とは?
市民(企業、市民活動団体などを含む)が主体となって、市議会や行政(市役所)との協働により、「住みやすい」「住んでみたい」と思えるまちづくりを進めるために、必要な考え方や仕組みなどの基本的なルールを定めたものです。
なぜ八潮市自治基本条例が必要なの?
市では、「地域のことは地域で考え、地域で決める」という自己決定・自己責任に基づくまちづくりを進めています。そのため、市民・市議会・行政それぞれの役割と責務、市民参画や協働の仕組みなど、「八潮市のまちづくり」の基本的なルールを定めた「八潮市自治基本条例」が必要です。
まちづくりを進めるための3つのポイント(自治の基本原則)
参画:行政が行う取り組みに主体的に関わること。行政は、市民に対して参画の機会を保障します。
協働:市民・市議会・行政がそれぞれの役割を自覚し、対等な立場で協力すること。
情報:市民・市議会・行政は、情報を共有します。また、市議会・行政は、市民に対して迅速かつ適切に情報を公開します。
「八潮市自治基本条例」の構造
見出し | 内容 |
---|---|
前文 | 制定趣旨、基本的な考え方、本市の歴史、決意表明 |
第1章 総則 | 目的、最高規範、定義 |
第2章 自治の基本理念と基本原則 | 自治の基本理念、参画の原則、協働の原則、情報共有の原則、情報公開の原則 |
第3章 まちづくりの基本原則 | 子ども、安全・安心、危機管理、地球環境 |
第4章 市民 | 市民の権利、市民の責務、地域コミュニティ |
第5章 市議会 | 市議会の役割と責務、議員の責務 |
第6章 行政 | 市長の責務、行政委員会の責務、市の職員の責務等 |
第7章 行政運営の原則 | 総合計画、財政、組織、意見公募、行政評価、他の機関との連携協力 |
第8章 住民投票 | 住民投票、請求等 |
第9章 条例の検証及び見直し | 4年を超えない期間ごとに検証 |
「八潮市自治基本条例」について、出前講座で分かりやすく紹介しています。ぜひご活用ください。
「八潮市自治基本条例」を検証します
令和4年度は、公募市民や学識経験者、市民団体代表を委員とする「八潮市自治基本条例検証委員会」を設置し、施行から3回目となる検証を行います。会議の傍聴や審議結果など詳しくは、こちらのページをご覧ください。
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