令和7年度「逃げ地図作成会」を開催しました
更新日:2025年8月28日
地域の防災力向上を目指して
8月20日(水曜日)、八潮市と損害保険ジャパン株式会社との包括連携協定に基づき、市内の自主防災組織を対象に「令和7年度 逃げ地図作成会」を開催しました。
本作成会には、市内の自主防災組織4団体が参加し、災害時の避難行動を見直すことなどを目的に、それぞれの地域特性をとらえた「逃げ地図」の作成に取り組みました。
「逃げ地図」とは?
「逃げ地図」とは、目標となる避難地点までの所要時間を、色鉛筆で道路ごとに塗り分けて作成する手づくりの地図です。
色分けすることで、直感的に「避難にどのくらいの時間がかかるのか」「どの避難経路を使うべきなのか」を視覚的に把握することができ、避難行動の見直しに役立ちます。
作成会の様子
参加者が地図上の道路を色鉛筆で塗り分けています。また、通行しづらい道や危険と思われる箇所(例:狭い路地、ブロック塀のある道、側溝のふたがない場所など)について、地図上に書き込み、避難時の注意点として共有しました。
気づきを共有する発表も実施
地図の完成後には、各団体が「逃げ地図づくりで得た気づき」を発表し合い、他団体との情報共有や学び合いの場ともなりました。
参加者からは、「思っていたよりも早めに避難する必要があることに気づいた」「避難のタイミングや経路をもう一度考える必要があると感じた」「徒歩で避難するのか、それとも自動車を使うのか状況に応じた判断をする必要があると実感した」という声がありました。
参加団体
新町町会自主防災会
垳地区防災会
新田町会自主防災対策本部
大曽根東防災会
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