総合評価方式入札の実施手順について

　八潮市では、平成20年度より総合評価方式入札の試行を実施しています。
　総合評価方式入札は、入札価格と入札者の施工実績、配置予定技術者、技術提案の内容などを点数化し、総合的な点数が最も高かった業者を落札者とするもので、単なる価格競争のみならず、公共工事の品質確保のために効果のある入札方式として、国、都道府県を中心に導入が急がれているものです。

　総合評価方式の入札は、大きく以下の点について従前の入札方式と異なります。

（1）電子入札による場合、入札額の入力、送信とは別に、定められた期間内に別途施工実績、配置予定技術者、技術提案などの書類（「技術資料」）を提出（郵送による。）する必要があります。
※総合評価方式の場合、入札額を入力し送信しても、技術資料の提出がない場合は入札は無効となり、入札辞退として取り扱います。

（2）入札後、入札額及び技術資料の内容審議のために、有識者からなる外部の委員会に諮問して落札者を決定することがあるため、入札後速やかに落札とならず、落札に至るまで、最長で入札日から1ヵ月程度を要する場合があります。

（3）入札時の技術提案資料に記載した内容を、落札後に実現することができない場合（正当な理由なく配置予定技術者を配置しない場合を含みます。）は、違約金を徴収するほか、特に悪質と認められるときは指名停止措置を講じることがあります。
※違約金徴収の措置の通知を受けたときは、通知の日から7日以内（閉庁日を除く。）に不服を申し立てることができます。

　総合評価方式入札は、指名競争と事後審査型一般競争で行う場合の2パターンで実施し、いずれの場合も電子入札にて行います。

　総合評価方式で実施する場合、入札件名の前に「【総簡除】（総合評価簡易型除算方式）、【総A除】（総合評価簡易提案型Aタイプ除算方式）」等の総合評価の形式を表記します。
　また、指名した旨のメールが届いたら、指名通知書を確認後、電子入札共同システムの「入札情報公開システム」（外部サイト）にログオンし、通常の発注図書、仕様書類とともに、「総合評価方式特記仕様書」、「総合評価方式に関する入札説明書」、および「技術資料様式」を確認してください。
（原則として、八潮市ホームページ上には資料を掲載しません。「入札情報公開システム」（外部サイト）から必要資料をダウンロードしてください。）
その後、入札説明書をよくご覧のうえ、入札説明書に記載された提出期間内に、技術資料を郵送してください。技術資料の郵送がなかった場合、入札額を入力し送信しても入札辞退として取り扱います。

※入札情報公開システムによる仕様書等の閲覧方法、指名競争入札の入札方法等については、画面下のリンクより、「指名競争（電子）入札の実施手順について」のページをご覧ください。

総合評価方式で実施する場合、入札件名の前に「【総簡除】（総合評価簡易型除算方式）、【総A除】（総合評価簡易提案型Aタイプ除算方式）」等の総合評価の形式を表記します。
なお、公告文につきましては、「入札情報公開システム」（外部サイト）及び八潮市ホームページに掲載します。
　また、公告日以降に、電子入札共同システムの「入札情報公開システム」（外部サイト）に通常の発注図書、仕様書類とともに、「総合評価方式特記仕様書」、「総合評価方式に関する入札説明書」、および「技術資料様式」を掲載しますので確認してください。
（原則として、八潮市ホームページ上には資料を掲載しません。「入札情報公開システム」（外部サイト）から必要資料をダウンロードしてください。）
　その後、入札説明書をよくご覧のうえ、入札説明書に記載された提出期間内に、技術資料を郵送してください。技術資料の郵送がなかった場合、入札額を入力し送信しても入札辞退として取り扱います。
※入札情報公開システムによる仕様書等の閲覧方法、事後審査型一般競争入札への参加方法等については、画面下のリンクより、「事後審査型（ダイレクト型）一般競争入札の実施手順について」のページをご覧ください。

　八潮市では、令和2年4月1日以降の総合評価方式入札案件において、あらかじめ調査基準価格を設定することで、基準価格を下回る入札額について、契約履行確保についての調査を行うことにより、落札者の適否を決定する、低入札価格調査制度を導入します。
　詳しくは、「八潮市建設工事低入札価格調査制度事務取扱試行要領」の参照を、お願いします。