令和7年度公共下水道事業会計予算書
更新日:2025年3月21日
下水道は、家庭や事業所などから出る汚水を処理するための施設です。
下水道事業は、「施設の維持管理に係る経費(収益的収支)」と「施設の整備に係る経費(資本的収支)」により運営しています。
また、下水道施設の整備について、新たな整備に並行して、施設の改修や耐震工事なども実施しています。
汚水の処理費用は、下水道使用料により賄われていますが、八潮市の使用料水準では、毎年度収支に不足が生じており、公費で補填している状況です。
1.収益的収支(消費税込み)
収益的支出は、家庭や事務所などで使われた汚水を、処理場まで運ぶ汚水管とポンプ場(市内、西袋汚水中継ポンプ場)や、汚水をきれいにする下水処理場(埼玉県が運営する、中川水循環センター)の施設を維持管理する経費になります。
これまでに整備を行った施設に係る減価償却費(16億2,653万4,000円)や、下水処理場の維持管理費(5億9,942万円)、施設を作る借入金の利息(2億6,400万円)が主な経費になります。
一方で、収益的収入について、下水道使用料(前年度より2,611万5,000円増額の、13億3,550万円)や、減価償却費に係る財源の長期前受金戻入(11億9,365万3,000円)が主なものになりますが、収入が不足しているため、公費で補填(他会計補助金、4億6,268万6,000円)しています。
2.資本的収支(消費税込み)
資本的支出は、汚水管やポンプ場、下水処理場を整備する経費になります。
汚水管を整備する管渠整備の経費(21億3,108万8,000円)や、施設を作る借入金の元金返済(13億593万4,000円)が主な経費になります。
一方で、資本的収入について、施設を作る借入金(17億6,630万円)や、施設を作る際の国からの補助金(6億7,022万円)が主な経費になりますが、収入が不足しているため、公費での補填(他会計補助金、4億9,407万8,000円)や、消費税の収支調整額などの補填財源(9億1,487万円)で補っています。
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