八潮市内での道路陥没事故への対応について
更新日:2025年4月8日
令和7年1月28日に、市内の県道松戸草加線中央一丁目交差点内において、埼玉県の中川流域下水道管の破損に起因すると思われる道路陥没事故が発生したことを踏まえ、市では道路や下水道施設の緊急点検を実施しています。
1.緊急点検の実施内容
(1)市が管理する下水道施設の汚水幹線(20.5キロメートル)と雨水幹線が埋設されている道路及び緊急輸送道路について、路面の異常(ひび割れやくぼみ等)の有無を目視にて、2月6日に確認しました。
(2)市が管理する下水道施設の汚水幹線等が埋設されている道路の一部について、移動式の専用車両で道路上から空洞調査を、2月13日に実施しています。
(3)市が管理する下水道施設のうち汚水幹線について、マンホール蓋を開けて、下水の流下状況、内面の状況及び堆積物の有無等、異常箇所が無いか地上から目視による点検を、2月20日から実施します。
(参考)国からの要請
令和7年1月29日の国土交通省からの通知において、流域下水道管理者が管理する、晴天時の1日あたり最大処理量が30万立方メートル以上の大規模な下水処理場に接続している、口径2,000ミリメートル以上の下水道管渠について腐食等の施設の異状により道路陥没の恐れがないか、目視等により緊急点検を実施するよう要請がありました。
八潮市では口径2,000ミリメートル以上の下水道管渠を設置していないため、調査の対象となりません。
下水道管渠の点検実施箇所図
八潮市内の緊急点検実施箇所図
2.緊急点検に伴う対応及び実施結果
(1)市が管理する下水道施設の汚水幹線と雨水幹線が埋設されている道路及び緊急輸送道路を目視にて、2月6日に確認を行い、舗装の一部にひび割れ等が見受けられましたが、直ちに道路陥没に直結するような異常は確認されませんでした。
(2)2月13日に実施した空洞調査では、早期の対応が必要な空洞はありませんでした。
※ひび割れ等は、道路面の舗装の劣化等に起因するものが多いところですが、道路下に埋設されている占用物件による影響もあることから、占用事業者に適切な管理を周知するとともに、市としても、日々の道路パトロール等により、道路利用者の安全確保に努めてまいります。
(3)市が管理する下水道施設のうち汚水幹線について、マンホール蓋を開けての緊急点検結果は次のとおりです。
市民の皆さまにおかれましてはこの事故の影響により、避難や道路の通行止め、下水道の利用自粛など、日常生活のあらゆる面においてご不便、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解ご協力をお願いします。
なお、既存の下水道施設の維持管理や改修等については、現在改定を進めている、本市の下水道事業経営の中長期的な基本計画である「八潮市下水道事業経営戦略」においても、重要な取り組みと位置付けていることから、「八潮市下水道ストックマネジメント計画」に基づく計画的な下水道施設の維持管理、点検・調査、改修等を進め、施設の健全化に努めております。
この記事についての問い合わせ
(1)道路に関すること
・道路治水課建設管理係
電話 048-996-3422
・道路治水課工務係
電話 048-996-3451
(2)下水道に関すること
・下水道課業務係
電話 048-933-9285
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