八潮市地域防災計画
更新日:2023年4月19日
八潮市地域防災計画(令和5年3月時点修正)
国の防災基本計画および埼玉県地域防災計画との整合を図るため、八潮市防災会議にて、八潮市地域防災計画の一部を修正しました。
風水害対策編、大規模火災・事故災害対策編、複合災害対策編(PDF:6,171KB)
八潮市地域防災計画とは
目的
この計画は、八潮市で発生が想定される災害に対し、市、防災関係機関、市民、事業者などが 対応すべき事務または業務、役割について、八潮市防災会議が策定した総合的かつ基本的な計画 です。これを効果的に活用し、防災活動を迅速かつ効率的に実施することにより、市民の生命、 身体および財産を災害から保護することを目的とします。
計画の構成と内容
計画の基本方針
基本方針 1
市民の生命、身体、財産を守り、被害を最小限にとどめることはもちろん、高齢者や障がい者などの要配慮者の方たちも安心して暮らすことができる、安全・安心なまちづくりを推進します。
基本方針 2
自分自身や家族の安全を守る「自助」、身近な地域コミュニティなどで互いに助け合う「共助」、市民の安全を確保する「公助」が相互に協力・連携し、市民、事業者、市などが一体となることにより地域防災力の強化を図るとともに、防災活動が円滑に機能する体制づくりを推進します。
基本方針 3
防災対策については、被災者の視点を取り入れることが重要であり、特に、女性や高齢者、障がい者、子どもなどに対しては、きめ細かい配慮が必要となることから、防災に関する 方針・施策の決定過程や災害の現場などへ女性の参画を図り、男女双方の視点を取り入れることにより、多様な主体の意見を反映した防災対策を推進します。
令和5年3月時点における主な修正内容について
1 広域応援・受援体制の整備
災害時、被災市自らの体制だけでは短時間に膨大な災害対応業務への対応は困難であり、外部より災害対応業務に必要な人的支援を迅速、かつ的確に受入れる必要があります。
このため、国、県及び防災関係機関等が関与し、全国的に行われる人的応援体制等を計画に追加するとともに、外部より災害対応業務に必要な人的支援を迅速、かつ的確に受入れるために必要となる八潮市災害時受援計画を計画に位置付けました。
2 デジタル技術を活用した災害対応力の強化
デジタル技術を活用し、被害情報等をはじめとする災害情報を迅速かつ的確に収集を行い、その情報を分析し、県や防災関係機関等に対し、情報の伝達及び共有を円滑に行うため、各種情報システム及び情報通信設備等の整備に努めることを追加しました。
3 職員の災害対応力の強化
災害応急対策活動を迅速かつ的確に遂行するために、発生が想定される危機や災害ごとに対処すべき事項や役割分担などを定めたシナリオを作成し、訓練に活用するなど、より実効性の高い訓練の実施に努めることを追加しました。
4 広域避難等に係る事前の準備
大規模広域災害時に他の地方公共団体への広域一時避難が円滑に行うことができるよう、平時より受入先となる地方公共団体や運送事業者等との協定の締結などに努めるとともに、災害時の具体的な避難や受入方法などの手順を事前に定めておくよう努めることについて追加しました。
5 避難行動の妨げとなる正常性バイアス等の理解促進
避難行動への負担感、過去の被災経験等を基準とした災害に対する危険性の認識、正常性バイアス(自分が経験したことのない危険や脅威を過小評価する傾向)等により避難行動を取るべきタイミングを逸することのないよう、防災教育や避難訓練の実施に努めることを追加しました。
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