アポ電強盗に注意しましょう
更新日:2020年9月28日
家族や警察官、市役所職員、金融機関職員、電力会社、ガス会社など、様々な事業者になりすまして電話で個人情報や金銭の有無などを聞き出した後に、自宅を訪問し金品を奪い取る『アポ電強盗』が全国で多発しています。
手口は巧妙かつ悪質化しています。被害に遭わないためにも下記の対策を講じましょう。
犯行手口
警察官や市役所、金融機関職員などになりすまし、電話で家族構成や口座情報、自宅に保管している金額などを巧みに聞き出します。
その後、自宅を訪問し、家の中に押し入って金品を奪い逃走します。
アポ電の例
・警察官騙り
「〇〇警察ですが、詐欺事件で犯人を逮捕したところ、あなた名義の通帳を持っていた。」
・市役所騙り
「〇〇市役所ですが、還付金があるので手続きをしたい。口座名義と口座番号を教えてほしい。」
・電力会社、ガス会社騙り
「器具の調査のため訪問したい。在宅の時間と対応できる人を教えてほしい。」
被害に遭わないために
・在宅中でも固定電話は留守番電話などに設定し、犯人と直接話をしない。
・電話で「お金」の話が出たら詐欺を疑い、家族や警察に連絡する。
・検査員を装うものが来ても家に入れないで、ドアチェーンやインターフォン越しに対応する。
・電力会社やガス会社などの検査は、事前に通知が来ますので、管理会社に確認する。
・どのような電話でも、口座情報や現金の保管状況などは話さない。
・多額の現金を自宅に保管しない。
これらの対策を講じましょう。