インフルエンザ総合対策の推進について
更新日:2024年11月28日
厚生労働省ではインフルエンザの流行に備え、「今シーズンのインフルエンザ総合対策」を取りまとめ、インフルエンザに関する情報を提供し、適切な対応を呼びかけることといたしました。
現在国内で流行している季節性インフルエンザのウイルスは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型とB 型(ビクトリア系統)です。流行しやすい年齢層は、ウイルスの型によって多少異なりますが、ご家庭や職場などにおいては、感染症対策に注意していただくようお願いします。
感染防止について
1.基本的な感染対策
インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」などが有効です。特に、高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢者と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染症対策へのご協力をお願いします。
<マスクの着用が効果的な場面>
- 高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関を受診する時や、高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時。
- インフルエンザの流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時。
- 高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方。
<症状がある場合>
- 咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
- マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
- 鼻水・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
留意事項
マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。ただし、障害特性等により、マスク等の着用が困難な場合には、個別の事情に鑑み、差別等が生じないよう十分配慮をお願いします。
インフルエンザの定期予防接種
定期の予防接種の対象となる方は以下の通りです。
令和6年度の対象者につきましては、こちらをご覧ください。
なお、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同日に接種することが可能です。
インフルエンザQ&A集
厚生労働省等では、毎年インフルエンザの流行シーズンに寄せられる質問項目の中で、頻度の高いものを整理し、これらをQ&A(PDF:414KB)にまとめ、公表していますので、ご参照ください。
感染症・予防接種相談窓口 ※厚生労働省委託
厚生労働省では、インフルエンザをはじめとした感染症の一般的予防方法、流行状況や予防接種の意義、有効性、副反応等に関する国民の皆様の疑問に的確に対応するため、「感染症・予防接種相談窓口」を開設しています。
電話番号:0120-469-283(午前9 時~午後5 時 ※土日祝日、年末年始を除く)
※行政に関する御意見・御質問は受け付けておりません。
※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間会社により運営されています。
関連リンク
インフルエンザとは(外部サイト)(参照:国立感染症研究所 感染症疫学センター)
今シーズンのインフルエンザ総合対策(外部サイト)(参照:厚生労働省)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
