幸田 親盈(こうだ ちかみつ)
更新日:2024年3月5日
人物概要
主な功績
江戸時代の算学者
生年から没年
元禄5年(1692)から宝暦8年(1758)
詳細
八條領中馬場村で150石を知行した旗本。
関流の中根元圭に師事し、『白山暦並解儀』や『堆積年日法術及類法』など暦算に関する書物を多く著して幕府の改暦事業に貢献したとされています。
入江修敬・今井兼庭・千葉歳胤など優秀な門人を輩出しましたが、八潮地方へ算学を伝えた様子は見られません。
ゆかりの場所・文化財
八潮市指定文化財「幸田一族の墓域」
幸田一族の墓域
場所:妙光寺(八潮市中央3丁目19番2)
親盈以前の人物の追善供養に建てられたもので、寺の記録では慶長17年(1612)から明治元年(1868)までの256年間に34名が追埋葬されています。
昭和51年(1976)の墓地整理の際、墓域からは近世の陶器片や古銭など埋葬に伴う副葬品が出土しました。
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