田中 四一郎(たなか しいちろう)
更新日:2024年2月29日
人物概要
主な功績
信用組合を結成・潮止村長
生年から没年
明治2年(1869)から昭和9年(1934)
功績
農業金融組織役員。細民救済を目的として明治33年(1900)「五倫講」といわれる無尽講を組織し、その後これを発展させ、明治36年産業組合法による南埼玉郡最初の「潮止信用組合」を結成しました。
また、大正11年(1922)には潮止自治学校を開設して、村づくりの中核的な担い手の育成にも努めました。
ゆかりの場所・文化財
田中四一郎頌徳碑
場所:八潮市南川崎JAさいかつ潮止支店内
昭和15年建立。同18年に銅像は供出されたため、31年に再建。
潮止揚水機場ホンプ及びモーター
八潮市登録文化財
場所:八潮市潮止揚水機場記念ひろば(八潮市二丁目127番地)
潮止揚水機場は、慢性的な水不足に苦しんでいた潮止村の耕地整理事業の一環として昭和4年(1929)に建てられた施設である。当時普及し始めた電力で稼働する揚水機によって、直接中川から水を引くことで農地の水不足を解消し、農業生産力の向上に寄与した。