災害用トイレの備蓄 ~必ず起こるトイレ問題~
更新日:2026年5月15日
令和8年3月11日で東日本大震災より15年が経過しました。今後想定される首都直下地震に備え、食料や飲料水、生活必需品の備蓄のほか、断水や下水道被害などでトイレが使用できない事態を想定し、携帯トイレなどを備蓄に加えましょう。
災害時のトイレ事情
震災が発生した場合、自宅が安全であれば在宅避難が基本になりますが、災害時に住み慣れた家で安心して過ごすためには、水の出ないトイレをどう使用するかが大きな鍵となります。
在宅避難に備えたトイレの準備が不十分だと、トイレの使用を我慢しようとして、食事や水分補給を控えることにつながり、栄養状況の悪化や脱水症状などの健康被害を引き起こすことがあります。
災害時に水や食べ物は多少我慢できてもトイレを我慢することは難しいため、携帯トイレの備蓄についても考えてみましょう。
携帯トイレとは?

水を使わずに排せつができるトイレで、自宅・避難所などで使用できます。
便器に専用の排せつ用袋をかぶせて用を足し、水分を吸収し、雑菌の繁殖を抑える効果がある凝固剤を振りかけ処理をする携帯トイレは、災害時でも臭いを抑え、清潔な衛生環境を保ちながら使用することができます。
【使い方】
(1)袋をかぶせる(2)用を足す(3)凝固剤を入れる(4)袋をしばって処分
意外と多い、1日のトイレの回数
1日の排せつは平均5回と言われていますが、個人差があります。
携帯トイレは最低3日分、可能であれば7日分を備蓄しましょう。
普段の生活リズムを参考に、余裕をもって備えると安心です。
【備蓄の目安】
5回/日 × 人数分 × 7日分
一緒に備えておきたいもの

・トイレットペーパー(目安は1人1週間1ロール以上)
・LEDランタン(両手を空けて作業ができる)
・ポリ袋・ゴミ袋(使用済みの携帯トイレを保管するため)
・除菌効果を有するウェットティッシュ(手が洗えない時に便利)
携帯用トイレに限らず、食料の賞味期限切れや電池切れなど、備えた「つもり」になっている場合がありますので定期的な確認をしましょう。


