新設小学校の校名について

新設小学校の校名を検討するにあたり、八潮市学校教育審議会を開催し、当該審議会において、八潮市の教育について審議するとともに、校名決定までの手続と校名の選定基準が決定されました。

小中学校の学校教育に関する事項を審議する。

新設小学校の開校に伴う校名その他の開校準備の方向性について

新設小学校の校名を検討するため、以下のとおり募集を行いました。

（1） 市内在住者
（2） 市内在勤者
（3） 八潮市立大曽根小学校及び八潮市立大瀬小学校の児童、八潮市立潮止中学校の生徒
（4） 八潮市立大曽根小学校、八潮市立大瀬小学校及び八潮市立潮止中学校の保護者、教職員

応募は一人1点とし、応募用紙に必要事項を記入の上、八潮市教育委員会窓口に持参、FAX、電子メール、郵送または八潮市電子申請・届出サービスから応募

（1）小中一貫教育の推進など、八潮の教育のモデル校に相応しい校名であること。
（2）児童や学区内、外の市民等にも親しみやすく、広く受け入れやすいこと。
（3）校名から八潮の特徴が湧きやすいこと。
（4）他の市区町村に類似の校名がなく、誤解されることのないこと。
（5）言いやすく、発音しやすいこと。
（6）読み方が難解ではないこと。

（1）応募された校名に関する一切の権限は、市に帰属します。
（2）電話又は口頭による意見は、お受けしません。
（3) 必ずしも投票数が多いものではなく、応募していただいた校名を選定基準に基づき、八潮市学校教育審議会で
　　5点程度に絞り、八潮市立大曽根小学校及び八潮市立大瀬小学校の児童並びに八潮市立潮止中学校の生徒にア
　　ンケートを行い、その結果をもとに、八潮市学校教育審議会で検討を行う予定です。その後、教育委員会での
　　決定・市議会の議決を経て正式に校名が決定します。

募集の結果、559名から202種類の校名の応募がありました。

学校教育審議会で、校名募集で応募のあった202種類の中から、STEP1で定めた選定基準をもとに以下の4つの校名候補案が選出されました。

（1）審議会委員各自が、ふさわしいと思う校名候補を数点選出する。
（2）各校名候補について、選定基準の各項目を点数化する。（点数は5点・3点・1点）
（3）審議会委員の点数を合計する。
（4）点数の大きい上位4点を選出する。

上記の結果にもとづいて、次の4つが校名候補案として選出された。
（1）八潮市立花桃（はなもも）小学校
（2）八潮市立茜（あかね）小学校
（3）八潮市立垳（がけ）小学校
（4）八潮市立八潮（やしお）小学校

学校教育審議会で選出された4つの校名候補案について、新設小学校に関係する大曽根小学校、大瀬小学校、潮止中学校の児童生徒を対象にどの校名がふさわしいと思うかアンケートを行いました。

児童生徒アンケートの結果については以下のとおりです。

集計期間当時、児童に回答してもらったアンケート画面のイメージになります。

当該審議会で、児童生徒アンケートの結果をもとに以下の選定方法により、校名候補案の選定が行われました。

（1）各委員が選定基準と児童生徒アンケート結果を得点化し、4つの校名候補案から得点の多い2つの校名候補案
　　　に投票
（2）各委員が投票した2つの校名候補案を集計し、4つの校名候補案から2つの校名候補案を選出
（3）選出された2つの校名候補案で2回目の投票を行い、1つの校名候補案を選出

（注記）審議会委員の15名うち、4名欠席
　　　　欠席委員については、委任状（審議事項の権限を会長に一任する旨を記載した書類）の提出あり

【1回目】
　花桃10票、茜6票、八潮5票、垳1票（1人2票投票）

【2回目】
　花桃9票、茜2票（1人1票投票）

【結果】
　学校教育審議会では、校名候補案として「八潮市立花桃小学校(やしおしりつはなももしょうがっこう)」を選出
　されました。

　新設小学校の校名を決めるためには、今後、八潮市教育委員会で審議した後、学校の位置等を定める「八潮市立
　学校設置条例」の改正（市議会議決）が必要となります。そのため、現時点において新設小学校の校名は決定し
　ておりません。

学校教育審議会で審議した項目について、答申書としてとりまとめられ、八潮市教育委員会教育長へ提出されました。また、この答申書提出をもって、新設小学校に係わる学校教育審議会のすべての審議は終了となりました。

以下の項目について、八潮市教育委員会教育長へ答申が提出されました。

（1）校名等その他の開校準備に係る方向性
　校名を審議会で案を選定し、その他の事項については八潮市教育委員会で整理し、必要に 応じて適宜、適切に
　関係者や専門家の意見を聞きながら準備を進めること。
（2）新設小学校の校名案
　「八潮市立花桃小学校（やしおしりつはなももしょうがっこう）」
（3）校名案選定の経緯
　令和5年度第1回審議会から令和6年度第2回審議会の答申までの経緯を説明した。

※附帯意見として「新設小学校には、児童の学校生活における安全・安心を土台に、小中一貫教育を中心とした八
　潮市の教育の推進校になることを期待する」旨も答申されました。