介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)のご案内
更新日:2022年4月1日
市では、平成29年4月から介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)を開始します。
総合事業とは
いつまでも住み慣れた地域で住み続けることができるよう、介護保険の理念である自立支援、重度化防止のため、地域全体で高齢者を支えるとともに、高齢者自身も自らのもつ能力の維持向上のために介護予防に取り組むことが大切です。
総合事業は、これまで、全国一律の基準により提供してきた要支援者の訪問介護や通所介護のサービスに、市が「基準を緩和したサービス」などの多様なサービスを加え、提供するものです。
介護予防・生活支援サービス事業
[対象者]
- 要支援1・2の認定を受けた方
- 65歳以上で、「基本チェックリスト(注釈)」により生活機能の低下が見られた方(事業対象者)
(注釈)基本チェックリストとは、全25項目の質問表で、運動、口腔、栄養、もの忘れ、うつ症状など、心身の機能で衰えているところがないかチェックするものです。
ご利用には地域包括支援センターが作成するケアプランが必要です。
<訪問型サービス>
ホームヘルパーなどに訪問してもらい、調理や掃除などを一緒に行うなど、利用者ができることが増えるよう支援します。
(1)訪問介護員等によるサービス | (2)基準を緩和したサービス | (3)短期集中(3カ月)の |
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内容 | 介護サービス事業所のホームヘルパーによる身体介護(入浴、排泄、食事などの介助)や生活援助(掃除、洗濯、一般的な調理、買物など)を行います。 | 一定の研修を受けた担い手による、生活援助(掃除、洗濯、一般的な調理、買物など)を行います。 | 地域包括支援センターの職員などがご自宅に伺い、利用者ができることが増えるよう、相談、支援を行います。 |
自己負担 | 1割(一定所得以上は2割または3割) | 1割(一定所得以上は2割または3割) | 無料 |
<通所型サービス>
デイサービスセンターなどに通い、生活機能の維持向上のための体操や筋力トレーニングなどを行います。
(1)通所介護事業者の従事者によるサービス | (2)基準を緩和したサービス | (3)短期集中(3カ月)の |
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内容 | デイサービスセンターに通い、日常生活上の支援と機能訓練などを行います。 | 対象者のうち、家に閉じこもりがちな方などがミニデイサービスに通い、日常動作訓練、趣味活動などを行います。来所が難しい方には、送迎を行います。 | おおむね3カ月間教室に通い、生活機能を改善するための機能訓練、栄養改善などを行います。来所が難しい方には、送迎を行います。 |
自己負担 | 1割(一定所得以上は2割または3割) | 1割(一定所得以上は2割または3割) | 無料 |
ご相談はお近くの地域包括支援センターへ
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