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認知症について

更新日:2024年3月22日

認知症とは

 認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。アルツハイマー病やレビー小体型認知症、脳卒中などさまざまな原因で、脳の細胞の働きが悪くなり、記憶力や判断力に障がいが起こり、日常生活に支障が出ている状態が6カ月以上続くことを言います。

「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」は違います

加齢によるもの忘れ

 脳の生理的な老化によるもので、年齢を重ねると物覚えが悪くなったり、物の名前が思い出せなくなる(食べたものが何だったか忘れている。目の前の人の名前が思い出せないなど)。

認知症によるもの忘れ

 脳の病気によるもので、体験したことを丸ごと忘れてしまう(食べたこと自体を忘れている。目の前の人が誰だか分からないなど)。

認知症は、早期診断・治療が大切です

もの忘れの原因が、治る病気や一時的な症状の場合があります

 正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫などの脳の病気、甲状腺ホルモンの異常などの内科的な病気、不適切な薬の使用によって認知症の症状が出ることがあり、早めに治療することで回復する場合があります。

進行を遅らせることが可能な場合があります

 特にアルツハイマー病は、早期であるほど薬で進行を遅らせることができ、初期から治療を行うことで健康的な生活を長く維持することができます。

今後の生活を準備することができます

 症状の度合いが軽いうちに、症状が重くなった時のことを、本人・家族が考えて話し合うことで、後見人を決めておくなど、本人・家族が希望する生活に向けた備えができます。

9月は世界アルツハイマー月間です

 アルツハイマー病は、認知症の原因疾患のおよそ半分を占める病気です。病気の本人や家族がより良く生活できる施策の充実を目指して活動を行っている国際アルツハイマー協会が、「世界アルツハイマー月間」を提唱しました。
 「9月21日」はアルツハイマーデーと制定されており、世界各国でさまざまな啓発活動が行われています。日本でも各地の城やタワー、ランドマークがシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされます。

認知症検診を実施しています

 医療機関に備え付けてある「脳の健康度チェック票」に記入し、その内容をもとに医師の診察を受けます。

オレンジカフェを開設しています

 オレンジカフェ(認知症カフェ)は、認知症の方や家族、地域の方や専門職の方などが、参加・交流できる”集いの場”です。市では、4カ所でオレンジカフェを開設しています。ゆったりお話しをしたり、情報交流をしませんか。どうぞ、お気軽にお越しください。

認知症安心ガイド(認知症ケアパス)を配布しています

 認知症について理解し、認知症になってもいつまでも住み慣れた地域で暮らせるように、利用できるサービスや相談ができる医療機関等をまとめた「認知症安心ガイド」を作成しました。
 認知症安心ガイドは市役所長寿介護課、地域包括支援センターで配布しています。

生涯学習まちづくり出前講座「認知症サポーター養成講座」

 「認知症サポーター」は、認知症について正しく理解し、偏見をもたず、認知症の方や家族を温かく見守り、安心して暮らせる地域をつくっていくための応援者です。

相談は地域包括支援センターへ

 地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域でその人らしい生活を続けることができるよう、介護、福祉、保健、医療などいろいろな面から支援を行う総合相談機関です。「悩み」「疑問」「困ったこと」などありましたら、地域包括支援センターへご連絡ください。

認知症普及啓発アニメ―埼玉県制作

埼玉県ホームページへ移動します。

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お問い合わせ

健康福祉部 長寿介護課 地域包括ケア推進係

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-996-2111(内線448)

FAX:048-997-5300

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