食品ロス(フードロス)を減らそう!
更新日:2019年10月17日
食品ロス(フードロス)とは?
食品ロス(フードロス)とは、賞味期限切れや食べ残しにより、まだ食べられるにも関わらず廃棄される食品のことです。国内で年間約621万トンもの食品ロスが発生しています。
食品ロスの削減は、環境面だけでなく、無駄な出費を抑えられるため、家計面にも良いことです。「もったいない」を心がけ、食品ロスを減らす取組を実践しましょう。
家庭でできる食品ロス(フードロス)削減の取組
賞味期限と消費期限を違いを正しく理解しましょう
賞昧期限とは、おいしく食べることのできる期限です。賞味期限が過ぎた食品であっても必ずしも食べられなくなるわけではありませんので、すぐに廃棄せず、自分で食べられるかどうか判断することが大切です。
一方、消費期限とは、定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日のことで、開封前の状態で定められた方法により保存すれば食品衛生上の問題が生じないと認められるものです。このため、「消費期限」を過ぎた食品は食べないようにしてください。
賞味期限 | 消費期限 | |
---|---|---|
意味 | 「おいしく食べられる期限」であり、それを越えてもすぐに食べられなくなるわけではありません。 |
「食べても安全な期限」であり、それを越えたものは食べないほうが安全です。 |
表示 | 3か月を超えるものは、年月で表示。 |
年月日で表示。 |
対象品 | スナック菓子・カップ麺・缶詰・レトルト食品・卵・ハム・ソーセージなど。 | 弁当・サンドイッチ・生麺・総菜・ケーキなど。 |
買い物の前に冷蔵庫をチェックしましょう
「ない」と思って買ったものが、冷蔵庫にあったという経験はありませんか?
買い物に行く前に冷蔵庫の中を見て、必要なものを確認しましょう。
また、安売りで買ったものを食べずに捨ててしまったことはありませんか?
「必要な分だけ」を意識することで、食べ物を無駄にせず、食品ロスと無駄な出費を抑えることができます。
残った食材は別の料理に活用しましょう
上記のことを実践し、それでも余ってしまった場合は、別の料理に活用するなど、食べきる工夫をしましょう。
飲食店で実践できる取組
「食べきるように」心がけましょう。
自分自身の食事の適正量を知り、食べきれる量を注文するようにしましょう。
また、宴会では「食べる時間」を作りましょう。
例えば、 宴会の締めの前の15分間は、「食べ切りタイム」として、残った料理をゆっくりと味わう時間としましょう。
八潮市は「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加しています
「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」とは
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会とは、「おいしい食べ物を適量で残さず食べる運動」の趣旨に賛同する自治体により、広く全国で食べきり運動などを推進し、3Rを推進すると共に、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワークです。
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