新庁舎・新保健センターが完成

　令和5年10月31日に新庁舎が完成し、令和6年1月4日に開庁しました。
　ここでは、各フロアのご案内や、新庁舎の特徴についてご紹介します。

　市全体の都市機能が集約し、都市活動の中心となるシビックセンターを形成するため、新庁舎は、八潮メセナや八潮中央公園との連携を図ることにより、人々が集い、賑わいを創出することがテーマとなっています。
　未来の「八潮らしさ」を育てる4つの「わ」をコンセプトとし、人や文化、風景を繋ぎ、様々なシーンが生まれる場を創造します。

各フロアに色を定めて施設内を案内しています。（令和6年1月4日時点の情報です。）

大地震による倒壊や損傷を防ぐ免震構造としました。

台風や集中豪雨による浸水を防ぐため、1階の構造を鉄筋コンクリート造として水圧に耐える強固なものとしています。
また、1階の床レベルを地盤レベルより約1メートル高くしています。
さらに、出入口には、防水板を設置できるようにするなど、さまざまな備えをしています。

災害時の電力確保として、異なる変電所からの受電（2回線受電）や、屋上に非常用発電機を設け、電力喪失の際にも備えています。

脱炭素社会の実現に向け、省エネルギーに優れた地熱を利用した空調機器、照明機器の採用などにより、埼玉県内の庁舎では初めてZEB Ready（注記1）の認証を取得しました。

（注記1）ZEB Readyとは
　快適な室内環境を実現しながら、消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物（ZEB：ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）のうち、省エネで基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物のことです。

新庁舎に保健センター（休日診療所含む）を合築したことで、一度に手続きが完了します。

ゆとりある待合スペースを設けました。
また、各種申請、届出など書かない窓口を、令和6年1月4日より開始しました。

子育て関連の窓口に近接した場所に、子育て親子が一緒に遊べるキッズスペースを設けました。
また、子ども連れの利用が多いエリアに授乳室を設けました（新庁舎・新保健センター合わせて3ヵ所）。

各階に多機能トイレとオールジェンダートイレを設置しました。

新庁舎には、市民の皆さんのさまざまな活動に活用していただくことができる「サークル広場」を整備しました。

サークル広場の周辺には、軽い運動などができる「多目的室」や、保健センターの事業を実施する「保健指導室」、料理教室などを実施する「栄養指導室」を配置しました。
これらの部屋とサークル広場を連携して使用することも可能であり、市民の皆さんの活動の幅が広がります。
「サークル広場」「多目的室」「保健指導室」「栄養指導室」は、令和6年7月1日から貸出しを開始しました。

様々な機能が新庁舎に移転しました。

市民の皆さんは、仮設駐車場や仮設駐輪場をご利用のうえ、西側出入口よりお入りください。

新庁舎と八潮メセナの間の道路を歩行者専用道路として、令和8年度中に整備予定です。
また、庁舎周辺のバス停を集約し、敷地内にバスロータリーを、令和8年度中に整備予定です。