水害時の避難について
更新日:2024年8月1日
災害時の心構え
「自らの命は自ら守る」という意識を持ち、防災気象情報を参考にしながら自らの判断で避難行動をとるよう心掛けましょう。
避難とは
「避難」とは「難」を「避」けることであり、避難所に行くことだけが避難ではありません。自宅で安全確保が可能な方は、自宅にとどまる在宅避難や親戚や知人宅への避難も選択肢です。自宅が頑丈な高層階にあるまたは危険な区域ではないなど、安全が確保されている場合は自宅にとどまりましょう。
避難情報
市は、台風、豪雨などによる災害発生のおそれの高まりに応じて5段階の警戒レベルを用いて、避難等に関する情報を発令します。
警戒レベルは、災害発生の危険度と、とるべき行動を直感的に理解し、的確に避難行動ができるよう、5段階で表しており、災害発生の危険度が高くなるほど数字が大きくなります。
避難情報 |
とるべき行動 | 発令 | |
---|---|---|---|
警戒レベル5 |
緊急安全確保 |
既に災害が発生または差し迫っている状況。 命を守るための最善の行動をとる。 |
八潮市 |
警戒レベル4 |
避難指示 | 危険な場所から全員避難する。 |
八潮市 |
警戒レベル3 |
高齢者等避難 |
避難に時間を要する人とその支援者は危険な場所から避難する。その他の人は避難の準備を整える。 |
八潮市 |
警戒レベル2 |
大雨・洪水注意報 |
避難に備え、避難場所や避難経路、避難のタイミングなど、自らの避難行動を確認する。 |
気象庁 |
警戒レベル1 |
早期注意情報 |
防災気象情報などの最新情報に注意して、災害への心構えを高める。 |
気象庁 |
新たな避難情報に関するポスター・チラシ(PDF:546KB)
避難情報の取得について
避難情報の伝達は、防災行政無線や市ホームページ、やしお840メール配信サービス、テレビなどを通じて行います。防災行政無線での放送は、気密性の高い室内や天候・環境などの影響により聞き取りづらい場合があるため、複数の手段を併用し、避難情報の取得をお願いします。
テレビのデータ放送で情報を知る方法
テレビのdボタンを活用して河川水位情報や、市からの避難情報、避難所の開設情報などが確認できます。
操作方法 |
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【NHKでデータ放送を受信する場合】 【1】NHKにチャンネルを合わせ「d」ボタンを押す 【2】表示項目の中から「地域の防災・生活情報」を選択し、「決定」ボタンを押す |
避難行動
避難行動とは、数分から数時間後に起こるかもしれない自然災害から、命を守るための行動です。
ハザードマップにより自宅などの浸水深を確認し、浸水深より高い安全な場所に避難する「 屋内安全確保(垂直避難)」と、災害が発生する前に指定緊急避難場所などへ避難する「 立退き避難」があります。
屋内安全確保 |
・自宅の2階以上やその時にいる建物内のより安全な場所へ避難すること |
---|---|
屋内安全確保(垂直避難)をとる状況 |
|
・浸水想定が浅い区域で、家屋の流失のおそれがない場合 |
立退き避難 |
・指定緊急避難場所へ避難すること |
---|---|
立退き避難が必要な災害の状況 |
|
・河川から氾濫した水の流れが直接家屋の流失をもたらす場合 |
また、市が発令する避難指示などは、水害の可能性のある地域の単位で発令します。避難の対象とされた地域の中でも、住まいの状況に応じてそれぞれがとるべき避難行動は異なります。
いざというとき、安全に避難行動がとれるようにするために、普段から自分の住む地域はどのような災害のリスクがあるか、災害が発生したときの指定緊急避難場所はどこか、安全な避難経路はどこかなどを、ハザードマップで確認しておき、ご家族、ご近所で協力して、より安全な避難行動をとりましょう。
水害時避難行動判断フローチャート
避難所に持っていくもの
市の備蓄品に無いものや数に限りもあることから、自分の必要なものは自分で持参することを徹底するようお願いいたします。
・食料と飲料水
・薬
・タオル等
・ウェットティッシュ等
・体温計
・スリッパ
・衣類
・携帯ラジオ
・モバイルバッテリー など
二次災害の防止対策
避難などで家を離れているときに停電が起きて復旧した後の通電火災など二次災害を防ぐためにも、避難するときには電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めて避難しましょう。
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