令和元年度災害図上訓練DIG研修会を開催
更新日:2019年8月2日
7月20日(土曜日)に八條公民館にて「災害図上訓練DIG研修会(風水害版)」を一般財団法人消防防災科学センターとの協働により、開催しました。
訓練では、地域ごとに班分けを行い、風水害における地元の災害リスク情報を共有しながらの図上訓練を進めていきました。
参加した自主防災組織および消防団の方々からは、「風水害に対し適切な対策を講じるためのノウハウを学び、地域防災について考える良い機会となりました。」との声をいただきました。
災害図上訓練DIGとは
参加者が地図を囲みながらゲーム感覚で災害時の対応策を考える災害図上訓練のことです。
「DIG」とはDisaster(災害)、Imagination(想像)、Game(ゲーム)の頭文字を取って名づけられた防災訓練です。
研修の様子
ディスカッション
地域の避難場所や医療機関等に目印をつけ、風水害に備えてやるべきことを話し合いました。
八潮市のハザードマップを確認し、地図上の地域と浸水想定を照らし合わせて危険度や自宅からの避難経路を確かめました。
全体の様子
「地図上に地域の特性を書き込み、風水害によるリスクについて語り合い、防災についての情報共有が図れました」
「作成した地域特性の地図と『洪水ハザードマップ』を照らし合わせ、改めて地域の現状を再確認できました」
発表
最後に、班ごとに地域の特徴、地域で起こりそうな被害、事前対策についてのまとめを発表しました。地域ごとに特色があり、話し合いを通して実践的な知識を得る貴重な機会となりました。
班ごとに本日の研修成果をまとめ、発表しました。
日頃からの災害対策について
八潮市は、中川・綾瀬川・垳川・大場川・伝右川が流れる地域です。万が一に備え、自宅周辺の浸水想定や自分の家から一番近い避難所の確認、自宅の食料の備蓄など、日頃から準備を行っておきましょう。
八潮市では「地震ハザードマップ」、「洪水ハザードマップ」、「内水ハザードマップ」を用意しております。