自主防災組織の防災訓練実施にあたっての新型コロナウイルス感染症対策
更新日:2021年12月3日
防災訓練を実施する場合には、以下の対策などを参考にして措置を講じてください。
訓練を行う際の注意点(特に「3密」(密集・密接・密閉)の回避に留意しましょう)
訓練事前打ち合わせ時
・事前打ち合わせなどの実施は、「3密」を避け、必要最低限の人数、短時間で
・準備段階でも感染状況により中止の判断を適切に行う。
・少人数、屋外、3密を避けた訓練内容の検討
・体温測定や健康チェックする。 発熱や風邪の症状がある場合は参加を控える。
・こまめな手洗いや手指の消毒
訓練開始前の確認事項
・新型コロナウイルス感染症対策の留意点を確認・共有する
・参加者名簿を作成するとともに、体調を確認する
訓練実施時の確認事項
・マスクの着用の徹底
・こまめな手洗いや手指の消毒の徹底
・手の届く範囲以上の距離を保ち、密集する空間を作らない
・至近距離での会話はさける
・大声を出すことは控え、拡声器を活用
・換気の徹底
注記:屋内で実施の場合、換気扇を回したり、2方向の窓を同時に開ける
注記:少なくとも1時間のうち10分間は窓を開けて換気を行う
・訓練を複数回に分けて実施するなど、参加人数を限定する方法も有効
・炊き出し訓練では、消毒の徹底、会食は避け、持ち帰ることを検討(食中毒に注意)
・使用する資機材はこまめに消毒する
・訓練終了後は、順番を決めて解散するなど、最後まで3密の回避を徹底する
少人数でもできる防災活動
少人数でも実践できる防災活動はあります。 地域内での情報共有や家庭で行う防災活動を行いましょう。
地域
・防災倉庫の備品を点検する
・これまでの訓練を振り返り、地域における課題を確認する
・避難行動に支援を要する方への対応を考える
・防災マップを作ってみる
(防災マップとは、地域内での安全な施設や危険な場所について話し合い、実際にまちを歩いて確認し、地図上に書き込んだものです)
家庭
・ハザードマップで自分の住んでいる地域を確認し、災害リスクを把握する
・各家庭で非常持ち出し品を確認し、 準備する
・避難場所(避難所や親戚・知人宅)や避難経路を確認する
・マイタイムラインを作成して、自分自身の避難行動計画を確認・実践する
(マイタイムラインとは、台風接近や大雨の際に、自分自身がとる防災行動を時系列に整理した避難行動のための計画表です)