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伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報発令中

更新日:2024年12月6日

伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報が発令されました。

咳エチケット、手洗いをして感染予防に努めましょう。

 埼玉県内の伝染性紅斑(リンゴ病)の定点当たりの報告数が3.49人となり、警報レベル開始基準値となる2.00人を超えました。埼玉県内で流行警報が発令されるのは、平成27年以来9年ぶりです。
 伝染性紅斑(リンゴ病)は、特徴的な発疹が現れる前に感染が広がりやすいので、普段から咳エチケット、手洗いなどの感染予防に努めましょう。

伝染性紅斑(リンゴ病)とは

  • 0歳から9歳までに発生が多くみられる病気で、潜伏期間は10日から20日です。
  • 頬に発疹が現れる7~10日前に微熱や風邪のような症状が見られ、この時期にウイルスが最も排出されます。両頬に紅斑(赤い発疹)が出現した後は、体や手足に網目状の発疹が現れますが、既にウイルスはほとんどなく、感染力はほぼ消失してます。
  • 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがあります。
  • 予防接種や特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法となります。

感染経路

 感染経路は、咳やくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込むことによる 「飛沫感染」と、ウイルスが付いた手で口などの粘膜に触れることによる 「接触感染」です。

伝染性紅斑(リンゴ病)の予防のポイント

  • 飛沫感染を防ぐため、普段からマスクの着用等の咳エチケットを心掛けましょう。
    ・咳やくしゃみを他人に向けて発しない
    ・マスクをしない状態で咳やくしゃみが出そうになったらハンカチなどで口を覆う
    ・手のひらで咳やくしゃみを受けたときは、すぐに手を洗う
  • 接触感染を防ぐには、手指などに付いたウイルスは流水・石けんによる手洗いで物理的に取り除きましょう。なお、アルコールによる消毒効果は弱いとされています。
  • 妊娠中あるいは妊娠をしている可能性がある人は、
    伝染性紅斑の患者や、風邪の症状がみられる方との接触をできる限り避けましょう。

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お問い合わせ

健康福祉部 健康増進課(保健センター) 感染症予防担当

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-995-3381

FAX:048-996-7810

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