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風しんについて

更新日:2020年3月26日

風しんとは

 風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。
 風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染します。

症状

 感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。風しんの症状は、子どもでは比較的軽度ですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。
 また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。

予防について 

 風しんの予防、感染の拡大防止には、予防接種が効果的です。
 風しんの定期予防接種の対象者は、予防接種を受けましょう。(1期:1歳以上2歳未満、2期:5歳以上7歳未満の者で小学校就学前の1年間)
 特に30歳代から50歳代の男性、妊娠を希望される女性や抗体を保有しない妊婦さんと同居されている方、妊婦さんと接触する機会の多い方で予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方は、かかりつけ医などに相談のうえ、抗体検査や予防接種を検討しましょう。

男性の風しん抗体検査・予防接種について(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性はこちらをご覧ください)

 国の風しんの追加的対策は、令和6年度をもって終了しましたが、MRワクチンの供給不足により、令和7年3月31日までに予防接種を実施することができなかった方のために、令和7年3月31日までに風しん抗体検査を実施した結果が陰性だった人に限り、令和9年3月31日まで接種することが可能です。

 対象者の方へはがきを送付しておりますのでご確認ください。

「埼玉県風しん抗体検査」について

県では、下記の対象要件を全て満たす方に風しんの抗体検査を無料で実施しています。
詳しくは、下記(埼玉県ホームページ)をご覧ください。

【すべてのかたの要件】

(1)過去に風しん抗体検査を受けたことがない方(妊婦健診含む)

(2)過去に風しんの予防接種を受けたことがない方

(3)過去に風しんにかかったことがない方

⇒妊娠を希望する女性本人は(4)へ

⇒同居者のかたは(5)または(6)へ

【 妊娠を希望する女性本人の要件】

(4)年齢が18歳以上50歳未満で、おおむね1年以内に妊娠を希望している女性

【同居者のかたの要件】

(5) (4)の同居者(※1)である。

または

(6)「風しん抗体価が低い(HI法で32倍未満、EIA法で8.0未満)妊婦(※2)」の同居者(※1)である

※1 同居者とは、生活空間を同一にする者であり、現に同居している者に限ります。
※2 検査日時点で妊婦の妊娠週数20週以下の者に限ります。

大人の風しん(任意)予防接種費用の一部助成について

市では、先天性風しん症候群のお子さんが生まれることを予防するため、下記の対象者に風しんワクチンの接種費用の一部を助成しています。
対象者
(1)妊娠を予定または希望している女性で16歳以上50歳未満の方
(2)妊婦の配偶者または同居者
詳しくは、下記をご覧ください。

関連情報

お問い合わせ

健康福祉部 健康増進課(保健センター) 感染症予防担当

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-995-3381

FAX:048-996-7810

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