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麻しん(はしか)について

更新日:2023年5月24日

 海外での流行が報告されています。また、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした感染伝播事例が報告されています。
 麻しんの感染予防には予防接種が有効です。今まで麻しんに罹ったことのない方は、予防接種を受けることをお勧めします。

麻しんとは

 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染で、ヒトからヒトへ感染します。
 麻しんは感染力が非常に強く、同じ部屋にいるだけで感染することがあり、免疫のない方が感染するとほぼ100パーセント発症するといわれています。

症状

 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。色素沈着はしばらく残ります。
 主な合併症は、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎で、死亡する割合も1,000人に1人と言われています。

予防について

 麻しんの予防、感染の拡大防止には、予防接種が効果的です。1回接種による免疫獲得率は95パーセント以上であり、発症リスクを最小限に抑えることが期待できます。
 麻しんの定期予防接種の対象者は、早めに予防接種を受けましょう。(1期:1歳以上2歳未満、2期:5歳以上7歳未満の者で小学校就学前の1年間)
 定期予防接種対象以外の方で、麻しんに罹ったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない方は、かかりつけ医にご相談ください。

麻しんを疑う症状が現れた方へ

 麻しんの患者と接触した方、海外渡航歴がある方で、熱、せき、のどの痛み、目が赤くなる、発疹などの症状があった場合には、まず草加保健所に電話でご相談ください。
 受診の際は、保健所の指示に従い、マスクを着用のうえ、医療機関を受診してください。
 移動の際には、周囲の方に感染しないよう、公共交通機関の利用を避けてください。

予防接種に関する問い合わせ

八潮市立保健センター
048-995-3381

麻しんの感染に関する問い合わせ

埼玉県草加保健所
048-925-1551

関連情報

お問い合わせ

健康福祉部 健康増進課(保健センター) 感染症予防担当

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-995-3381

FAX:048-996-7810

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