麻しん(はしか)について
更新日:2024年11月5日
県内において、麻しん(はしか)患者の発生について複数件の報告がされています。詳細は県ホームページをご確認ください。
麻しん(はしか)患者の発生について(埼玉県ホームページ)(外部サイト)
参考:麻しん及び風しん流行情報(埼玉県ホームページ)(外部サイト)
参考:麻しんについて(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
参考:麻しんとは(国立感染症研究所ホームページ)(外部サイト)
麻しんとは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染で、ヒトからヒトへ感染します。
麻しんは感染力が非常に強く、同じ部屋にいるだけで感染することがあり、免疫のない方が感染するとほぼ100パーセント発症するといわれています。
症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。色素沈着はしばらく残ります。
主な合併症は、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎で、死亡する割合も1,000人に1人と言われています。
予防について
麻しんの予防、感染の拡大防止には、予防接種が効果的です。1回接種による免疫獲得率は95パーセント以上であり、発症リスクを最小限に抑えることが期待できます。
麻しん(麻しん風しん混合ワクチン)の定期予防接種の対象者(1期:1歳以上2歳未満、2期:5歳以上7歳未満の者で小学校就学前の1年間)は、早めに予防接種を受けましょう。
定期予防接種対象以外の方で、麻しんに罹ったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない方は、かかりつけ医にご相談ください。
麻しんを疑う症状が現れた方へ
発疹、発熱などの麻しんのような症状がある 場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。
また、 麻しんの感染力は非常に強いと言われています。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
予防接種に関する問い合わせ
八潮市立保健センター
048-995-3381
麻しんの感染に関する問い合わせ
埼玉県草加保健所
048-925-1551 音声案内(1番)