大雨や強風に伴う農作物等管理技術対策について
更新日:2023年6月16日
農業者の皆様へ
昨今の異常気象等の影響で、大雨や強風が頻繁に発生しています。 農業施設、農作物の対策については、以下を参考にしてください。 また、対策にあたっては、人命第一の観点から下記事項に十分ご注意ください。
1 ほ場の見回りなどについては、気象情報を十分に確認し、大雨や強風が治まるまでは行わないでください。
また、大雨などが治まった後の見回りにおいても、増水した水路その他の危険な場所には近づかず、足下など、ほ場周辺の安全に十分に注意し、転落、滑落事故に遭わないよう慎重に行ってください。
2 ハウスは、フィルムの破れ、支柱、支線、ターンバックルなどを再点検・補修し、必要に応じて筋交いを入れるなどして補強してください。周辺に風で飛散する物がないよう整理してください。
また、出入り口、天窓、サイドをしっかり固定し、隙間からの風の吹込みを防ぐようにしてください。
3 台風通過後は、病害の発生を防ぐため、作物に付着した土砂などを洗い流すように薬剤防除を行ってください。
4 台風通過後に、暑熱環境下で作業を行う場合は、熱中症対策として、高温下での長時間作業を避け、こまめな水分と塩分の補給や休憩を取るように心掛けてください。
注記:台風や大雪などの自然災害により、ビニールハウスなどの農業用施設に被害があった場合、その復旧等に係る費用の一部に国からの補助金を受けられる場合があります。(確約できるものではありません)
もし被害にあわれた場合は、都市農業課または農業委員に被害の状況を報告するとともに、証拠となる被害状況のわかる写真や施設の復旧にかかる発注書、見積書、納品書、請求書、領収書などの資料を保存しておくようお願いします。