猫のフン尿対策
更新日:2021年12月7日
猫をどうしても寄せ付けたくない場所への対策例
猫が自宅の敷地に入り込み、フン尿をするのは、そこが、その猫にとって快適な場所となっているからです。
猫にとって快適な場所とは、「人の出入りが少なく、静かで安心できる場所」、「気持ちよく排便ができるための、やわらかい土や砂、芝生等がある場所」などです。
猫が完全に来ないようにすることは難しく、すべての猫に効果があるとは限りませんが、環境を変えることで、ある程度の効果が期待できる方法を紹介します。
方法 | 使用方法など |
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木酢液・竹酢液など | 園芸用肥料としてホームセンターなどで販売されているものを薄めて散布する。 使い方:希釈して、猫の通る場所などに散布(またはスプレー)するか、容器に 入れたスポンジや布に浸み込ませて置く。 |
酢 | 酢を容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。 注記: 2から10倍に水で薄めたものを噴霧する(毎日行う必要がある) 。 |
市販の忌避剤 | ペットショップや薬局、ホームセンターなどで販売されている市販の忌避剤を散布する。 |
かんきつ類 | ミカンなど、かんきつ類の皮を撒く、あるいは、かんきつ類の香りのする薬品を置く。 |
ハッカなど | ハッカの香りのするもの(芳香剤、ハーブ、練り歯磨きなど)を置く。 |
香りの強いハーブなど | 猫の嫌がる香りのするハーブなどを植えたり、鉢植え(またはハーブ系の香料など)を置く。 【効果があると言われている植物の例】 ランタナ、ユーカリ、ゼラニウム、ヘンルーダ、ローズマリー、レモングラス、 柑橘類、ペパーミント、ニンニク、チャイブ、マリーゴールド など |
どくだみの葉 | どくだみの葉をつぶしたものや汁を撒いたり、どくだみを植える。 |
枯れ枝 | 球根や種を植えてある所に敷きつめる。 |
地面をおおう植物 | 地面をおおう植物を植える。 |
水 | ホースでたっぷりと水を撒く。 注記:猫は水を嫌う傾向がある。 |
とげとげシート | ホームセンターや園芸店で販売されている「とげ状のシート」を敷く。 |
目の細かい網 | 目の細かい網を敷くと爪がひっかかり歩きにくい。 |
アルミホイル | 敷くと足音がするので、猫が嫌がる。 |
ネットや柵 | 猫が乗り越えられない高さで囲うか、侵入路をふさぐ。 防猫ネットや防猫バーなどを設置するなどの方法もある。 注記:猫の足がかかる部分などがあれば 3メートル以上の高さでも乗り越える場合がある。 |
超音波発生器 | センサーで感知すると猫が嫌がる高周波の音を発生する製品。 注記:発生する高周波音は人の耳にはほとんど聞こえないが、不快感を感じる人もいる。 |
注記:すべての猫に効果があるとは限りません。
注記:強い匂いのするものや、超音波が発生するものなどは、近隣トラブルに発展する可能性があるため、使用の際は十分な配慮をお願いします。
注記:猫に関するご相談は、動物指導センター 南支所へお問い合わせください。
電話 048-855-0484
住所 埼玉県さいたま市桜区在家473
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