さくらねこ無料不妊手術事業
更新日:2024年5月23日
市では、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」に参加し、市内のNPO団体などと協力しながら、飼い主のいない猫に不妊(避妊・去勢)手術をする取り組みを進めています。
「公益財団法人どうぶつ基金」について
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼養法の指導・動物愛護思想の普及などを行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし各種事業を行う団体です。
「さくらねこ」とは
不妊(避妊・去勢)手術済のしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットした猫のことです。この耳のことを、さくら耳といいます。
しるしをつけることで再捕獲を防ぐとともに、手術済であることがわかります。まちで「さくらねこ」を見かけたら、やさしく見守ってあげてください。
「TNR先行型地域猫活動(さくらねこTNR)」とは
飼い主のいない猫をめぐり「猫の被害で困っている」「猫を助けたい」といった相談が寄せられています。
公益社団法人どうぶつ基金が不妊治療・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。
「さくらねこ無料不妊事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫にかかわる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。