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下水道のご案内

更新日:2023年12月19日


八潮の水辺の風景

 下水道は、家庭や工場、事業所などから出る「汚れた水」や、地上に降った「雨水」を、速やかに集めて処理する施設です。汚れた水には、トイレから出る「汚水」と、台所や風呂などトイレ以外から出る「雑排水」があり、下水道ではまとめて「汚水」として処理します。
 下水道が整備されると、家の中で使用した水は、排水口から下水管へ速やかに流すことができます。下水管は、道路の両側にある側溝(U字溝)とは別のもので、道路の地下深くに埋められており、日常生活では見る機会がないため、その重要性に気づかれずに利用しています。

下水道の役割

 下水道には、大きく3つの役割があります。

衛生的で住みよい環境をつくります!

 私たちが生活する空間から、汚水が速やかに無くなることで、蚊やハエ、悪臭の発生源がなくなり、衛生的で住みよい環境になります。

水辺の環境をきれいに保ちます!

 汚水は、下水処理場できれいな水に再生してから河川に放流するため、水辺の環境をきれいに保つことができます。

大雨時に街が浸水することを防ぎます!

 大量の雨水が街に溜まらないように、水路や下水管によって雨水を河川へ流したり、調整池という大きな池に貯留して、雨が止んだ後に排水します。

下水道の仕組み

 下水道には、下水管、中継ポンプ場、下水処理場(中川水循環センター)という施設があります。これらの施設は、 汚水をきれいにするため、365日24時間休まず動き続け、私たちが衛生的で快適に生活できるよう支えています。

下水管

 下水管には、汚水を流す汚水管と、雨水を流す雨水管があります。汚水管は家庭や工場から下水処理場まで、雨水管は道路側溝や水路から河川や調整池まで繋がっています。
 東京や横浜など、昭和40年代までに下水道を整備した大都市の一部では、汚水と雨水を一つの下水管で流している地域もあります。

中継ポンプ場

 中継ポンプ場は、下水管の途中にあります。汚水が自然に流れるよう、汚水管に緩やかな勾配をつけているため、地下深くなったところで、ポンプにより汲み上げています。

下水処理場

 三郷市内に埼玉県が運営する下水処理場(中川水循環センター)があり、下水管により近隣の自治体から集めた汚水を、きれいな水に再生します。
 下水処理場では、沈砂池でゴミを取り除いた後、反応タンクで微生物により汚れを分解し、水と汚泥に分離します。水は、魚が住める水質まできれいにして河川に放流します。汚泥は、固形燃料やバイオガスを抽出したり、焼却してセメントの原料に再利用します。


下水道の施設

八潮市の下水道

 本市の下水道は、昭和49年に整備を開始し、昭和58年から使用できるようになりました。その後、都市開発に合わせて下水道を使用できる地域を拡大しました。現在、市が管理している下水管の延長は、約250キロメートルあり、この距離は八潮市から愛知県豊橋市までの直線距離に相当します。市内には、まだ下水道を使用できない地域があるため、市では下水管の整備を進め、年々延長しています。
 下水道を使用できる地域の確認は、八潮市公共下水道平面図をご覧ください。工事が終わり、新しく下水道を使用できるようになった地域は、毎年4月1日の告示後、ホームページなどで公開しています。

八潮市公共下水道整備状況(令和5年4月)
項目 八潮市
行政人口 92,527人

処理面積

871.1ヘクタール

処理区域内人口 73,826人
水洗化戸数 30,068戸
水洗化人口 67,983人
管渠延長 255.9キロメートル
整備率 48.3パーセント
普及率 79.8パーセント
水洗化率 92.1パーセント

八潮市のデザインマンホール

 八潮市のデザインマンホールは、輝く水辺で、白鷺が魚を捕まえている場面を描いたものです。川に囲まれ、川を通じて自然とふれあってきた八潮の環境を表現しています。渦を巻く縁取りは、水の循環をイメージしています。

  • マンホールカードは作成していません。

下水道接続のお願い

 下水道の整備前からお住まいの方は、敷地内に浄化槽等を設置して汚水を処理しています。平成12年以前に建築し、単独浄化槽を設置している家では、台所や風呂から出る雑排水を、道路の側溝や水路へそのまま排水していることがあります。
 下水道が使用できるようになると、衛生的で住みよい環境になるほか、浄化槽のような定期点検を行う必要がなくなります。下水道が整備された地域にお住まいの方は、早めに下水道への接続をお願いします。(条例により、浄化槽は下水道へ1年以内に接続いただくよう定めています。)
 接続に係る工事費用は、市から無利子の貸付金を受けることができます。ご希望の方は八潮市指定下水道工事店にご相談ください。

下水道の使い方

 下水道は、地域のみなさんで共有する施設です。詰まりの原因になるものや、下水管を傷める危険物、下水処理場で処理できないものは、流さないようにしましょう。

  • 台所の生ごみや油、紙おむつなどの衛生用品は、詰まりの原因になります。
  • 灯油やガソリンは、下水管を傷めたり、発火の危険があります。
  • 有リン剤は、下水処理場で処理できないまま放流され、水辺の環境が悪化する恐れがあります。


流せないもの

下水道課について

所在地

八潮市中央一丁目2番地1 市役所本庁舎3階

開庁時間

平日(年末年始など除く)の午前8時30分から午後5時15分まで

電話

048-996-2111(市役所代表番号)

担当係

業務係(内線345)

  • 下水道課の庶務に関すること
  • 下水道使用料、公営企業会計に関すること
  • 八潮市下水道事業審議会に関すること

管理係(内線262)

  • 下水道台帳、排水設備申請に関すること
  • 受益者負担金に関すること
  • 八潮市指定下水道工事店に関すること

計画・工務係(内線421)

電話:048-996-3538

  • 下水道事業の計画に関すること
  • 下水管の工事に関すること
  • 下水管の維持管理に関すること

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お問い合わせ

建設部 下水道課 管理係

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-996-3495(内線262)

FAX:048-997-7310

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