未成年者のオンラインゲームなどの利用による料金の高額請求

　近年、未成年者のオンラインゲームなどの利用による、高額請求の相談が増えています。全国的に見ても未成年者の相談件数は増えており、平均年齢も低下傾向にあります。なかには、未就学児が契約の内容も分からずにクレジットカードで高額利用をしていたケースも相談されています。
　未成年者が保護者の同意なしに利用したゲーム内での支払いについては、契約の取り消しを保護者から運営会社に申し出することが出来ます。
　ただし、クレジットカードの名義人である保護者のカード管理責任を問われたケースや、未成年者が年齢を偽って購入したケースなどでは、契約の取り消しが認められないこともあります。
　また、運営会社が海外に存在する場合は、問い合わせ窓口が不明だったり、日本の法律が適用されない場合もありますので、ご注意ください。
注記：令和4年4月より、成年年齢が18歳に引き下がりました。併せてご確認ください。

　子どもにオンラインゲームを利用させる場合に大人のすべきこととして
　1．利用する機器の機能を理解する（インターネットに接続できる機器）
　2．ゲームの内容、料金体系、決済方法を確認する
　3．ゲームの遊び方、ルールについて子どもとよく話し合う
　4．クレジットカード、登録しているID、パスワードは厳格に管理する
　5．ゲーム会社が提供する未成年者保護のための機能を活用する
　6．スマートフォンやゲーム機の、ペアレントコントロール（機能制限）を活用する
　などが考えられます。
　スマートフォンなどでは、クレジットカードや暗証番号などを一度入力すると、何度も利用できることがあります。設定や入力情報を確認しましょう。

　八潮市消費生活センター（受付窓口：市役所2階 商工観光課内）
　電話：048-996-2111（内線336）
　相談時間：月曜日から金曜日まで（祝日、年末年始を除く）
　午前10時から正午、午後1時から4時まで

　スマートフォン向けゲームアプリのうち、「Pokemon GO」などは屋外で遊ぶことが前提のゲームであり、屋外においてゲームで遊んでいる際に起こったとみられる事故やトラブルが国内外で発生しています。
　下記のリンク先の注意事項を確認し、決められたルールの中で安全にご利用ください。