このページの先頭です


乳幼児の事故予防について

更新日:2025年9月9日

乳幼児の死亡原因で多いのは不慮の事故です

不慮の事故による死亡は、本来安全なはずの家庭内でも多く起きています。
これらの事故の大半は、前もって住環境を整備したり、子どもに注意力をつけさせることで防げます。
そのためには、保護者の気配りと家族全員が事故防止の認識を深めることが必要です。

窒息

0歳児の不慮の事故死の多くは窒息によるものです。柔らかい寝具やよだれかけなどに口をふさがれ、息が出来なくなると窒息してしまいます。
赤ちゃんの近くにタオル、ぬいぐるみ、ひも、コード、ビニール袋などは置かず、寝ている時はよだれかけを外しましょう。また、うつぶせ寝をさせないようにしましょう。

おぼれる

乳児は10センチメートルの深さの水でも溺れてしまいます。親が少し目を離したすきに、浴槽に浮かぶおもちゃを取ろうとして溺れる事故が起きています。
バケツや洗面器、洗濯機の水でも溺れる事故があります。浴槽の水や洗濯機の水は抜いておきましょう。バケツや洗面器の水がどんなに少なくても、子どもを一人にしないようにしましょう。
夏季には海や川での事故もあとを絶ちません。水遊びには必ず大人が付き添い、子どもから目を離さないようにしましょう。

誤飲

乳幼児の誤飲事故がとても多く、近年は紙巻きたばこに加え、スティック状の加熱式たばこの誤飲事故が目立っています。
生後4か月頃から、目につくものは何でも口に入れる時期になります。直径4センチメートルのもの(トイレットペーパーの芯くらいのサイズ)は口に入ってしまいますので、注意が必要です。
小銭やペットボトルの蓋、ボタン電池やマグネットなど、日頃から小さなものは子どもの手の届かないところに置いておきましょう。

転倒・転落

子どもは身体に対して頭が大きく重いため、頭から落ちてしまうので注意が必要です。
寝返りをうつようになるとベビーベッドやソファから転落する事故が多くなり、歩けるようになるとベランダや窓から転落する事故が多くなります。
ベッドから一瞬でも目を離す時は必ず柵を一番上まで上げ、ソファなど高いところに寝かせる時は目を離さないようにしましょう。ベランダや窓の近くには、踏み台になる椅子やプランターなどを置かないようにしましょう。

やけど

子どもは皮膚が薄いので表面のやけどにとどまらず、皮膚の奥まで影響が出てしまいます。
ストーブに触れたり、電気ポットやアイロンなどの熱い蒸気に手を当ててやけどする事故があります。ストーブは必ず安全柵で囲い、蒸気の出る器具は子どもの手の届かない所に置きましょう。
テーブルクロスを引っ張って、高温の飲み物やカップ麺などをひっくり返してやけどをする事故も多くみられます。カップ麺の容器は軽くて倒れやすいので、子どもの手の届かない場所で調理しましょう。また、テーブルクロスの使用はやめましょう。

外部リンク

こども家庭庁などが日常生活の中での事故予防対策を紹介していますので、参考にご覧いただき、乳幼児の事故を防ぎましょう。

お問い合わせ

子ども家庭部 子ども家庭支援課(こども家庭センター) 母子保健係

所在地:〒340-8588 埼玉県八潮市中央一丁目2番地1

電話:048-996-2111(内線890)

FAX:048-999-8105

本文ここまで


以下フッターです。