最低制限価格の運用について(令和6年4月改正)
更新日:2024年4月5日
目次
最低制限価格の算定方法の改正
【令和6年4月の改正点】
建設工事の一般競争入札における算定方法を改正しました。(八潮市建設工事最低制限価格制度実施要領の制定、八潮市建設工事等変動型最低制限価格制度事務取扱試行要領等の一部改正)
1.対象案件
八潮市では、市が発注する建設工事等について極端な低入札価格による受注を防止するため、以下の入札案件において最低制限価格を設定しています。
(1)建設工事に係る一般競争入札
(2)設計・調査・測量、その他の業務委託及び物品等に係る一般競争入札
(3)実施額(税込み)500万円以上の建設工事に係る指名競争入札
(4)実施額(税込み)500万円以上の設計・調査・測量に係る指名競争入札
(5)清掃業務及び警備業務(機械警備を除く)等に係る指名競争入札
※上記以外の入札案件についても、案件の内容により最低制限価格を設定する場合があります。
※最低制限価格を設定する入札案件については、公告又は入札情報公開システム(電子入札の場合)、指名通知書(紙入札の場合)などにおいて、最低制限価格の対象案件である旨を通知します。
2.建設工事(一般競争入札)
算出方法
直接工事費×97%+共通仮設費×90%+現場管理費×90%+一般管理費×68%(1,000円未満の端数を生じた場合はその端数を切り捨てた額)に100分の110を乗じて得た値。ただし、その額が予定価格の75%に満たないものは予定価格の75%の額(1,000円未満切り上げ)に、予定価格の92%を超えるものは予定価格の92%の額(1,000円未満切り捨て)に100分の110を乗じて得た額となります。(この場合の予定価格とは、当該予定価格に110分の100を乗じて得た額とします。)
建設工事(一般競争入札)の最低制限価格の算出方法及び算出例(PDF:54KB)
建設工事の積算に有価物売却費がある場合の最低制限価格の取扱い(PDF:78KB)
3.設計・調査・測量、土木施設維持管理業務委託(一般競争入札)
変動型最低制限価格の算出方法により設定します。詳細については、下記ファイルをご参照ください。
八潮市変動型最低制限価格について(PDF:201KB)
4.指名競争入札
各々の入札案件の内容、特性等を勘案して設定します。
5.適用方法
最低制限価格を設定した入札案件については、予定価格と最低制限価格との範囲内で最も低い価格で入札したものを落札者とし、最低制限価格を下回った価格で入札したものを失格とします。
なお、建設工事、設計・調査・測量及び土木施設維持管理業務の最低制限価格は、入札後に八潮市ホームページ及び入札情報公開システムにて公表します。
ダウンロード
八潮市変動型最低制限価格制度事務取扱試行要領(PDF:84KB)
変動型最低制限価格の算定に用いる有効な入札価格について(PDF:66KB)
八潮市発注の入札案件に係る最低制限価格の設定方針について(PDF:106KB)
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