平成27年度八潮市上水道事業会計決算状況

皆さんから納めていただいた水道料金などの収入と、埼玉県からの水の購入や水道施設の維持管理など、ご家庭に水道水をお届けするために要した支出です。

収益的収入

収益的支出

新たに水道を引く場合など、皆さんに納めていただいた負担金などの収入と、水道施設を建設・改良するために要した支出です。

資本的収入

資本的支出

1. 中央浄水場・南部配水場の施設管理業務
2. 中央浄水場・南部配水場の電気設備定期点検業務
3. 水質検査業務、臨時水質検査業務
4. 漏水等緊急対応業務

1. 公道漏水　71件
2. 宅内漏水　163件（公道から水道メーター手前まで）
3. 南部配水場電気計装設備修繕
4. 南部配水場県水残塩計修繕　

1. 配水管新設・布設替工事　5,941メートル
2. 廃止　4,050メートル

（内訳）
石綿セメント管　1,252メートル
ポリエチレン管　1,915メートル
ダクタイル鋳鉄管　863メートル
鋼管　20メートル

　収益的収支につきましては、収入は 19億7,388万円（消費税抜き、前年度比0.5パーセント減）、支出は16億4,871万円（消費税抜き、前年度比4.7パーセント減）となりました。
　この結果、当年度の純利益は3億2,517万円となり、全額を建設改良積立金としました。
　資本的収支につきましては、収入は5億7,839万円（消費税込み）、支出は13億3,916万円（消費税込み）となり、不足額7億万6,077円が発生しましたので、過年度分損益勘定留保資金や減債積立金などで補てんしました。

　平成27年度は、4月末時点で利根川水系の8つのダムがほぼ満水であったことに加え、夏期における降水量が平年を上回ったことなどから、渇水の心配もなく、安定した水道水の供給をすることができました。
　本市では、八潮駅を中心とした都市基盤整備が着実に進み、人口も徐々に増加している中、水道事業においては、前年度と比べ給水件数、給水人口は増加したものの、大口需要企業の撤退などの影響もあり、配水量については減少となりました。また、配水管の新設と共に老朽化した配水管の布設替えを計画的に実施してきたことにより、有収率が上昇しました。
　今後も引き続き、市内で実施している土地区画整理事業と連携して配水管の布設を進めるとともに、浄水・配水施設や配水管の耐震化を推進するなど計画的な改善事業を実施し、安全な水の安定供給に努めてまいります。

平成27年度八潮市上水道事業決算書は下記のダウンロードをご覧ください。