令和4年度上水道事業会計決算状況

主な収入： 水道料金収入など
主な支出： 埼玉県から水を購入した費用、水道施設の維持管理費など

収益的収入

収益的支出

主な収入： 水道を引く際に支払う分担金など
主な支出： 水道施設の建設改良費など

資本的収入

資本的支出

1. 中央浄水場・南部配水場の施設管理業務
2. 中央浄水場・南部配水場の電気設備定期点検業務
3. 水質検査業務、臨時水質検査業務
4. 漏水等緊急対応業務

1. 公道漏水　48件
2. 宅内漏水　37件（公道から水道メーター手前まで）

1. 配水管新設・布設替工事　3,567メートル
2. 廃止　2,494メートル

（内訳）
石綿セメント管　344メートル
ポリエチレン管　1,443メートル
ダクタイル鋳鉄管　707メートル

　収益的収支につきましては、収入は、20億1,891万円（消費税抜き、前年度比1.2パーセント減）、支出は17億3,721万円（消費税抜き、前年度比3.8パーセント増）となりました。
　この結果、当年度の純利益は2億8,170万円となり、全額を建設改良積立金としました。
　資本的収支につきましては、収入は4億6,196万円（消費税込み、前年度比3.0パーセント増）、支出は9億6,151万円（消費税込み、前年度比12.2パーセント減）となり、不足額4億9,955万円が発生しましたので、過年度分損益勘定留保資金や建設改良積立金などで補てんしました。

　令和4年度は、利根川水系の夏季における降水量が平年並みであったことから、年間を通じて安定的に水道水を供給することができました。
　本市の人口動態は、令和4年度から増加傾向に転じており、この影響により給水人口および給水件数は前年度と比べ増加しています。
　配水量については、有収水量が全ての用途において前年度を下回ったことにより、減少となりました。有収率についても若干の低下傾向が見られます。
　また、原油価格や食料品をはじめとする物価の高騰が生活者および事業者に及ぼす影響を踏まえ、生活者等の経済的負担の軽減を図るため、水道料金を減免しました。
　今後については、引き続き、市内で実施している土地区画整理事業と連携して配水管の布設を進めるとともに、浄水・配水施設や配水管の耐震化を推進するなど計画的な改善事業を実施し、安全な水の安定供給に努めてまいります。

令和4年度八潮市上水道事業決算書は下記のダウンロードをご覧ください。