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令和2年度上水道事業会計決算状況

更新日:2021年8月11日

収益的収支(消費税抜き)

<1年間の営業活動に関係する 収入と支出>

主な収入: 水道料金収入など
主な支出: 埼玉県から水を購入した費用、水道施設の維持管理費など

令和2年度収益的収支の画像

収益的収入

項目 金額 用語の説明
水道料金 16億4,209万円

皆さんにお支払いいただいた水道料金です。
注記:令和2年度は、新型コロナウイルスの感染拡大が一般家庭や事業者に影響を及ぼしている状況を踏まえ、生活支援や経済的負担の軽減を目的として、水道料金のうち「基本料金(4か月分)の2分の1」を減免しました。

水道料金の減免
に対する補助金

5,457万円 水道料金の減免額の2分の1について地方創生臨時交付金を財源として繰り入れた分です。
長期前受金戻入 2億5,304万円 工事負担金などで取得した資産の減価償却見合い分を収益化した分です。
その他の収入 6,048万円 下水道使用料の徴収事務手数料や設計審査手数料などです。
合計 20億1,018万円

収益的支出

項目 金額 用語の説明

埼玉県から水を
購入した費用

5億3,077万円

埼玉県企業局から水を購入した費用です。令和2年度は、水道水の80.0パーセントを県から購入しました。

電力費
修繕費

9,726万円

浄水場・配水場から各ご家庭に水道水を送るためのポンプを動かした電気料金や、配水管の修理や施設の機能を維持するために要した費用です。

減価償却費 5億5,645万円 取得した固定資産を耐用年数に応じ各年度に配分して計上した、現金の支出を伴わない費用です。

借入金の
利息返済

5,665万円 国と地方公共団体金融機構から借りた企業債(借金)の利子返済額などです。
人件費 1億2,211万円

営業活動に従事した職員の給料や手当などの費用です。

その他の費用

3億2,241万円

水道事業を運営するために委託した水道料金徴収事務や浄水場・配水場施設管理業務などの費用、その他の営業活動に要した費用です。
合計 16億8,565万円

収支差引
(純利益)

3億2,453万円 当年度の収益的収入から収益的支出を差し引いた利益です。この利益は、今後の施設整備のために積み立てしました。

資本的収支(消費税込み)

<水道施設などを造るための 収入と支出>

主な収入: 水道を引く際に支払う分担金など
主な支出: 水道施設の建設改良費など

令和2年度資本的収支の画像

資本的収入

項目 金額 用語の説明
工事負担金 1億3,366万円 土地区画整理地内の配水管新設に係る費用や消火栓の設置に係る費用として、市などから支払われた負担金です。
借入金 2億円 建設改良工事を行うために国や地方公共団体金融機構から借りた資金です。
分担金 1億4,884万円 新たに水道を引いたりメーター口径を大きくしたりする際に、皆さんに納めていただいた負担金です。
合計 4億8,250万円

不足金
(補てん財源)

6億6,855万円 資本的収入から資本的支出を差し引いた不足額を、収益的収支における純利益を積み立てたお金や、過年度に収益的支出に計上された現金の支出を伴わない減価償却費などで補いました。

資本的支出

項目 金額 用語の説明
建設改良費

8億537万円

主なものは、配水管の新設・改良工事、浄水場・配水場施設の建設工事などの費用や、これらの工事をするために委託した諸業務に係る費用の他、水道メーターや機械設備などの資産の購入費用です。
借入金の元金返済 2億7,631万円 国と地方公共団体金融機構から借りた企業債(借金)の元金の返済額です。
人件費 6,937万円 建設改良工事に従事した職員の給料や手当などの費用です。
合計 11億5,105万円
給水状況の比較

令和2年度

令和元年度

比較増減
給水人口 92,493人

92,259人

234人増
給水件数 45,374件

44,542件

832件増
総配水量

10,737,150立方メートル
(365日/年)

10,474,080立方メートル
(366日/年)

263,070立方メートル増

実施した主な事業など

維持管理

委託関係

  1. 中央浄水場・南部配水場の施設管理業務
  2. 中央浄水場・南部配水場の電気設備定期点検業務
  3. 水質検査業務、臨時水質検査業務
  4. 漏水等緊急対応業務
  5. PCB廃棄物処理業務

修繕関係

  1. 公道漏水 47件
  2. 宅内漏水 78件(公道から水道メーター手前まで)
  3. 中央浄水場3号ろ水機(ろ過砂交換)修繕

建設投資

配水施設

  1. 配水管新設・布設替工事 4,530メートル
  2. 廃止 2,798メートル

(内訳)
石綿セメント管 698メートル
ポリエチレン管 1,075メートル
ダクタイル鋳鉄管 1,025メートル

《収支状況》

 収益的収支につきましては、収入は、20億1,018万円(消費税抜き、前年度比0.1パーセント減)、支出は16億8,565万円(消費税抜き、前年度比2.2パーセント減)となりました。
 この結果、当年度の純利益は3億2,453万円となり、全額を建設改良積立金としました。
 資本的収支につきましては、収入は4億8,250万円(消費税込み、前年度比19.1パーセント減)、支出は11億5,105万円(消費税込み、前年度比1.7パーセント減)となり、不足額6億6,855万円が発生しましたので、過年度分損益勘定留保資金や建設改良積立金などで補てんしました。

《現況と課題》

 令和2年度は、利根川水系の夏季における降水量が平年を下回ったものの、梅雨時の6月および7月に平年以上の降水量があったことなどから、安定した水道水の供給を行うことができました。
 本市では、八潮駅を中心とした都市基盤整備の進捗に伴い、人口も徐々に増加している中、水道事業においては、前年度と比べ給水件数、給水人口、配水量ともに増加しました。また、新型コロナウイルスの感染拡大が一般家庭や事業者に及ぼしている影響を考慮し、経済的負担の軽減を目的として水道料金の減免を行いました。
 有収率については、配水管の新設とともに老朽化した配水管の布設替えを計画的に実施してきたことにより上昇しました。
 今後も引き続き、市内で実施している土地区画整理事業と連携して配水管の布設を進めるとともに、浄水・配水施設や配水管の耐震化を推進するなど計画的な改善事業を実施し、安全な水の安定供給に努めてまいります。

令和2年度八潮市上水道事業決算書は下記のダウンロードをご覧ください。

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お問い合わせ

水道部 経営課 経営総務担当

所在地:〒340-0816 埼玉県八潮市中央一丁目3番地1

電話:048-996-4050

FAX:048-997-4803

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