平成26年度八潮市上水道事業会計決算状況
更新日:2016年11月1日
〔用語の説明〕
収益的収入
水道料金 | 皆さんにお支払いいただいた水道料金です。 |
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長期前受金戻入 | 補助金などで取得した資産の減価償却見合い分を収益化した分です。 |
その他 | 下水道使用料徴収事務手数料などです。 |
収益的支出
県水受水費 | 埼玉県企業局から水を購入した費用です。平成26年度は、水道水の83.6パーセントを県から購入しました。 |
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動力費 | 浄・配水場から各ご家庭に水道水を送るためのポンプを動かした電気料金です。 |
修繕費 | 配水管の修理や施設の機能維持に要した費用です。 |
減価償却費 | 取得した固定資産を耐用年数に応じ、各年度に配分して計上した費用です。 |
支払利息 | 国と地方公共団体金融機構から借りた企業債(借金)の利子返済額です。 |
人件費 | 営業活動に従事した職員の給料や手当などの費用です。 |
その他 | 水道事業を運営するために委託した水道料金徴収事務や浄・配水場施設管理業務などの費用、その他の営業活動に要した費用です。 |
純利益 | 当年度の収益的収入から収益的支出を差し引いた利益です。この利益は、水道施設の建設・改良のために積み立てしました。 |
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〔用語の説明〕
資本的収入
工事負担金 | 土地区画整理地内の配水管新設に係る費用や消火栓の設置に係る費用に対して、市などから支払われた負担金です。 |
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企業債 | 建設改良工事に要する費用を国や地方公共団体金融機構から借りた資金です。 |
分担金 | 新たに水道を引いたりメーター口径を大きくしたりしたときに、皆さんに納めていただいた負担金です。 |
国庫補助金 | 市が国から交付を受けた補助金です。 |
不足(補てん財源) | 資本的収入から資本的支出を差し引いた不足額を、収益的収支における純利益を積み立てたお金や、過年度に収益的支出に計上された現金を伴わない減価償却費などで補いました。 |
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資本的支出
建設改良費 | 主なものとして、配水管の新設・改良工事、浄・配水場施設の建設工事などの費用やこれらの建設工事をするために委託した諸業務に係る費用の他、水道メーターや機械設備などの資産の購入費用です。 |
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企業債償還金 | 国と地方公共団体金融機構から借りた企業債(借金)の元金返済額です。 |
人件費 | 建設・改良工事に従事した職員の給料や手当などの費用です。 |
平成26年度 | 平成25年度 | 比較増減 | |
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給水人口 | 85,650人 | 84,933人 | 717人増 |
給水件数 | 38,444件 | 37,360件 | 1,084件増 |
総配水量 | 10,413,750立方メートル | 10,460,730立方メートル | 46,980立方メートル減 |
実施した主な事業等
維持管理
委託関係
1)中央浄水場・南部配水場の施設管理業務
2)中央浄水場・南部配水場の電気設備定期点検業務
3)水質検査業務、臨時水質検査業務
4)漏水等緊急対応業務
修繕関係
1)公道漏水(69件)
2)宅内漏水(198件・公道から水道メーター手前まで)
3)中央浄水場非常用発電設備配電盤修繕
4)浄配水場次亜注入設備修繕
建設投資
配水施設
1)配水管の新設・布設替工事 ………… 5,003メートル
2)廃止 …………………………………… 5,201メートル
(内訳)
石綿セメント管 ………… 1,486メートル
ポリエチレン管 ………… 1,051メートル
ダクタイル鋳鉄管 ……… 1,956メートル
鋳鉄管 ………………… 690メートル
塩化ビニール管 ………… 5メートル
鋼管 …………………… 13メートル
《収支状況》
収益的収支につきましては、収入は 19億8,358万円(消費税抜き、前年度比10.8パーセント増)、支出は17億2,949万円(消費税抜き、前年度比4.1パーセント増)となりました。
この結果、当年度の純利益は2億5,409万円となり、全額を建設改良積立金としました。
資本的収支につきましては、収入は7億6,362万円(消費税込み)、支出は15億670万円(消費税込み)となり、不足額7億4,308万円が発生しましたので、過年度分損益勘定留保資金と減債積立金などで補てんしました。
《現況と課題》
平成26年度は、5年連続の暑夏となったものの、梅雨時の6月に平年以上の降水量があったことなどから、平成24年度、平成25年度のような利根川水系の取水制限はとられず、安定した水道水の供給をすることができました。
本市では、八潮駅を中心とした都市基盤整備が着実に進み、人口も徐々に増加している中、水道事業においては、前年度と比べ給水件数、給水人口は増加したものの、配水量については減少となりました。また、配水管の新設と共に老朽化した配水管の布設替えを計画的に実施してきたものの、有収率が若干減少しました。
今後も引き続き、市内で実施している土地区画整理事業と連携して配水管の布設を進めるとともに、浄水・配水施設や配水管などの老朽化の課題に対して計画的な改善事業を実施し、安全な水の安定供給に努めてまいります。
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平成26年度八潮市上水道事業決算書(PDF:1,690KB)
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