新生児聴覚スクリーニング検査
更新日:2024年1月4日
新生児聴覚スクリーニング検査とは
この検査は、生まれて間もない赤ちゃんが眠っている間に音を聞かせ、その反応を調べる検査です。
数分から10分程度で安全に行うことができ、赤ちゃんにお薬を飲ませたり、痛みを伴うことはありません。
検査機器のある産科で行っていますので、詳しくは、出産した医療機関にお問い合わせください。
市では、4月1日以降に受けた検査について、すべての新生児を対象に検査費用の一部助成を行っています。
詳しくは、以下サイトをご覧ください。
埼玉県ホームページ「新生児聴覚スクリーニング検査」(外部サイト)
なぜ検査をするのか
生まれつき、きこえにくく、適切な支援が必要な赤ちゃんは、1,000人に1人から2人と言われています。
聴覚の障害は、お子さんの言葉が出始めるまで気づきにくい場合がありますが、この検査を受けることで新生児の聴覚障害を見つけることが可能になります。
検査が終わったら
- 結果が「パス」の方へ
この時点できこえの心配はありません。
しかし、成長の過程で、中耳炎などにより、きこえの状態が変化することがありますので、今後もお子さんのきこえの様子に気をつけてください。
- 結果が「リファー(もう一度詳しい検査が必要)」の方へ
直ちに耳のきこえが悪いことを意味するものではありません。
耳鼻咽喉科の専門医療機関で精密検査を受けてください。
精密検査で音のきこえにくさが分かったら
精密検査の結果、音のきこえにくさがあると診断された場合には、言語聴覚士等の専門家に相談することができます。
早期に適切な指導を受けることにより、赤ちゃんの能力を十分に発揮させ、お子さんの言葉やコミュニケーションの発達を促すことができます。
専門の指導機関については、子ども家庭支援課までお問い合わせください。