子宮頸がん検診
更新日:2024年5月13日
子宮頸がんについて
子宮頸がんは、わが国では女性のがんの中でも罹患する人が多く、特に30歳~50歳代で多いがんです。
最近は20~30歳代の若い女性に増えています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しており、患者数も死亡率も増加しています。
子宮がんの発症には、その多くにヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が関連しているとされています。
子宮頸がん検診では、がんになる前の「前がん病変」や、ごく初期のがんを高精度に発見できます。
この段階であれば「円錐切除」という狭い範囲の簡単な手術で完治することが多いです。
また、この段階の治療であれば妊娠や出産も可能であるため、早期発見・早期治療が非常に大切です。
この機会に検診を受けましょう。
子宮頸がん検診について
子宮頸がん検診
対象年齢(受診間隔)
20歳以上の女性(2年に1回)
内容
頸部細胞診:子宮の入り口の細胞を採取し、がん細胞の有無を調べます
医師が必要と認め、説明に本人が同意をしたときは体部検診も実施します
自己負担金
1,700円(注記:体部検診実施者は、+800円)
その他、検診等費用が無料になる方については、下記のページをご覧ください。
●検診等の費用が無料になる方について
実施会場
医療機関
委託医療機関は、こちらをご覧ください
実施期間
6月1日~11月30日
申し込み
対象の方へ送付した受診券を使って、医療機関へ直接予約してください。
- 21~39歳:5月下旬送付
- 40~70歳:4月下旬送付
受診券がお手元にない方は、電子申請(外部サイト)または保健センターまでお問い合わせください。
検診結果
検診の結果は、受診した医療機関で確認してください。
子宮頸がん検診無料クーポン券について
5月下旬に送付した、子宮頸がん検診無料クーポン券を検診機関にご持参ください。
無料クーポン券対象者:平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの方
子宮頸がん検診の対象外となる方
下記の方は子宮頸がん検診を受けることができません。
- 生理中の方
- 子宮頸部異形成もしくはその疑いで医療機関にて治療中または経過観察中の方
- 子宮頸部を有さない方
注 症状(月経以外に出血がある、閉経したのに出血がある、月経が不規則など)のある方は、検診を待たずに医療機関(診療)を受診してください。