乳がん検診
更新日:2024年4月12日
乳がんについて
乳がんは女性に一番多いがんで、40~50歳代をピークに発症や死亡が増加しており、
日本人女性の約9人に1人が乳がんと診断されています。
男性も発症することがありますが、その頻度は女性の100分の1くらいです。
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍で、時間の経過とともに、がん細胞が増殖して乳腺の外へも広がっていきます。
そして血管やリンパ管へ入って全身をめぐり、乳腺以外のさまざまな組織や臓器へ転移します。
しかしその一方で、早期に見つかり、適切な治療を受けた場合、90%以上は治るといわれています。
この機会に検診を受けましょう。
乳がんを早期発見するために大切な生活習慣(自己チェック等)については、下記のページをご覧ください。
~乳がん早期発見のために~ ブレスト・アウェアネスを始めましょう
乳がん検診について
乳がん検診と新型コロナウイルスワクチン接種との間隔について
新型コロナウイルスワクチン接種後に、接種した側の脇の下や首などのリンパ節が腫れることがあります。ワクチン接種後のリンパ節の腫れ自体は、免疫が反応しているためであり、時間の経過とともに自然に治るものですが、乳がん検診の画像診断に影響を及ぼすことがあります。
日本乳癌検診学会は、「ワクチン接種後の乳がん検診について、必要以上に間隔をあけることを推奨しない。可能であれば、乳がん検診は、ワクチン接種から4~6週間の間隔をあけることを考慮してもよい。」としています。
なお、乳房などの気になる自覚症状がある方は検診を待たずに、医療機関を受診してください。
日本乳癌検診学会「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応の手引き」(PDF:1,366KB)
乳がん検診(集団検診) 注記:医療機関検診かどちらかを受診してください
対象年齢(受診間隔)
40歳以上の女性(2年に1回)
内容
マンモグラフィ:乳房を挟んでX線撮影を行います
自己負担金
1,740円
検診等費用が無料になる方については、下記のページをご覧ください。
検診等の費用が無料になる方について
実施会場
保健センター
検診日
日程は、集団検診日程一覧表(PDF:264KB)または健康だよりをご覧ください。
同日に胃がん検診(バリウム検査)、肺がん検診、骨粗しょう症検診(女性のみ)を受けられます。
申し込み
電子申請または保健センターへ電話でお申し込み
≫40~70歳の方の電子申請ページへ(外部サイト)
≫71歳以上の方、転入された方、紛失等再発行の方の電子申請ページへ(外部サイト)
検診結果
検診の結果は、検診日から1か月半後にご自宅へ郵送します。
乳がん検診(医療機関検診) 注記:集団検診かどちらかを受診してください
対象年齢(受診間隔)
40歳以上(2年に1回)
内容
マンモグラフィ:乳房を挟んでX線撮影を行います
自己負担金
1,740円
検診等費用が無料になる方については、下記のページをご覧ください。
検診等の費用が無料になる方について
実施会場
医療機関
委託医療機関は、こちらをご覧ください。
実施期間
6月1日から11月30日まで
申し込み
対象の方には4月下旬に受診券を送付します。
受診券が届いてから医療機関へ直接予約してください。
受診券がお手元にない方は、電子申請(外部サイト)または保健センターまでお問い合わせください。
検診結果
検診の結果は、受診した医療機関で確認してください
乳がん検診の対象外となる方
下記の方は乳がん検診を受けることができません。
- 乳房疾患により治療中の方
- 乳房生検後1年以内の方、前胸部の手術1年以内の方、乳房手術後で経過観察中の方
- 妊娠している方、妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方(夜間授乳も含む)
- 断乳後6ヶ月未満の方
- 前胸部に医療機器(ペースメーカー、CVポート、V-Pシャントなど)が入っている方
- 持続血糖モニター、インスリンポンプを装着している方(取り外し出来ないもの)
- 豊胸術を受けたことがある方
- 心臓、肺等の上半身の手術創や骨折、ひびが完治していない方
- ご自分の力で10分程度立位が保持できない方
- 胸郭の著しい変形や円背で乳房を機器で挟めない方
- 感染症の疑いのある方
注 症状(しこり、乳房のひきつれ、乳首から血性の液がでる、乳首の湿疹やただれなど)のある方は、検診を待たずに医療機関(診療)を受診してください。
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