中川小学校で「夢の教室」を実施
更新日:2024年6月19日
夢の教室とは
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」は、様々な競技の現役選手/OB/OGなどが「夢先生」として登壇し、自らの経験をもとに「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを授業をとおして子どもたちに伝えていく取り組みです。
子どもたちには話を聞きながら自分の夢についても考え、「夢シート」に書き残してもらいます。その子どもたちの「夢」について、後日、夢先生が1人1人メッセージとサインを記入し、子どもたちへお届けします。
6月19日に中川小学校の5年生のクラスで「夢の教室」を開催しました。
夢先生は、元プロサッカー選手の「川股 要佑」選手にお越しいただきました。
今回はゲームの前に、夢先生とアシスタントよるパス交換が行われました。
正確性の高いパスを目の前で見た子どもたちからは、大きな歓声や驚きの声があがるなど、とても盛り上がりを見せました。
まず、授業の前半(ゲームの時間)では、夢先生と子どもたち全員で協力してクリアを目指す「だるまさんがころんだ」を行いました。
最初はクラス全員の動きがまとまらず、なかなかクリアできずにいましたが、夢先生と子どもたちで、たくさんの意見を出し合いながら一緒に作戦を立て、みんなで協力しクリアを目指しました。
パス交換の披露
選手との作戦会議
授業の後半(トークの時間)では、夢先生が黒板に夢曲線を描き、夢を持つことや努力することの大切さ、その思いを子どもたちに話していただきました。
授業では、小学2年生の時に友達の影響でサッカーを始め、中学生の時に東京のチームからスカウトされたことをきっかけに北海道から東京へ移るも、レベルの差についていけず、辛くて苦しい日々を経験したが、毎日早起きして、走るという「今できることをコツコツ」と続けていったことが自信につながり、レギュラーに選ばれ全国2位という成績を残せたこと。
高校卒業後に夢を叶えるためにスペインへ行くも、言葉が全く分からず、練習についていけなかったが、「スペイン語ドリル」と「あいさつ」をコツコツ続け、チームに馴染み練習することができたことで、日本に帰って「サッカー選手になる」という夢を叶えられたことを話していただきました。
子どもたちには、「絶対にあきらめない。今の自分にできることを継続してやることが夢へとつながる」「普段から夢を口に出し、周りに伝えることで、皆が応援、サポートしてくれる」と伝えてくれました。
その後は、子どもたちから「将来の夢やそのためにできること」「やってみようと思うこと」を自分の夢シートに記入し、みんなの前で発表を行いました。
トークの時間
トークの時間
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