潮止小学校で「夢の教室」を実施
更新日:2023年7月14日
夢の教室とは
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」は、様々な競技の現役選手/OB/OGなどが「夢先生」として登壇し、自らの経験をもとに「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを授業をとおして子どもたちに伝えていく取り組みです。
子どもたちには話を聞きながら自分の夢についても考え、「夢シート」に書き残してもらいます。その子どもたちの「夢」について、後日、夢先生が1人1人メッセージとサインを記入し、子どもたちへお届けします。
7月11日・12日に潮止小学校の5年生のクラスで「夢の教室」を実施しました。
夢先生は、11日は元プロバスケットボール日本代表の「小磯 典子」選手、12日は元プロサッカー選手の「西川 優大」選手にお越しいただきました。
今回はゲームの前に、小磯選手によるシュートの披露、西川選手によるリフティングなどが披露され、子どもたちから喜びや驚きの声があがるなど、とても盛り上がりを見せました。
ゲームの時間
授業の前半(ゲームの時間)では、夢先生と子どもたちが一丸となり、クリアを目指す、「だるまさんが転んだ」などのゲームを行いました。
最初はクラス全員の動きがまとまらず、クリアができずにいましたが、夢先生と子どもたちで、たくさんの意見を出し合いながら一緒に作戦を立て、みんなで協力しクリアに近づいていくことができました。
小磯選手とのゲーム
西川選手とのゲーム
トークの時間
授業の後半(トークの時間)では、夢先生が黒板に夢曲線を描き、夢を持つことや努力することの大切さ、その思いを子どもたちに話しをしてくれました。
小磯選手の授業では、夢へ向かう過程の中で、多くの「悔しさ」「みじめさ」に直面し、バスケットボールをやめたいという気持ちや引退後の人生の歩み方に挫折を経験しましたが、「今日だけでも頑張ろう」「人の役に立ちたい」という気持ちを胸に、夢という幸せへ向けてひとつづつ努力を積み重ねてきたことをお話しいただきました。子どもたちには、夢を常に持ち続け、自分にとっての幸せをみつけてほしいことを伝えていただきました。
また、西川選手の授業では、中学生時代に経験した挫折により、夢であるJリーガーをあきらめ、別の夢を目指した過去をお話しいただきました。しかし、別の夢を追いかける中でもサッカーを続け、大切な仲間や恩師との出会いを経験し、Jリーガーになりたいという夢を再び目指し、夢を実現しました。子どもたちには、サッカーを続けることで夢を達成したこと、仲間や恩師との出会いに救われた経験から、「継続は力なり」「一期一会」という言葉を大切にしてほしいことを伝えていただきました。
その他にも、夢先生自身の競技を始めたきっかけやトップ選手になるまでに経験した挫折、そしてそれを乗り越えたエピソードなどの熱い想いを聞いた子どもたちは、「将来の夢やそのためにできること」「やってみようと思うこと」を自分の夢シートに記入し、みんなの前で発表を行いました。
小磯選手のトーク
西川選手のトーク