大原中学校で「夢の教室」を実施
更新日:2024年5月27日
夢の教室とは
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」は、様々な競技の現役選手/OB/OGなどが「夢先生」として登壇し、自らの経験をもとに「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを授業をとおして子どもたちに伝えていく取り組みです。
子どもたちには話を聞きながら自分の夢についても考え、「夢シート」に書き残してもらいます。その子どもたちの「夢」について、後日、夢先生が1人1人メッセージとサインを記入し、子どもたちへお届けします。
5月23日、24日、27日の3日間にかけて、大原中学校の2年生のクラスで「夢の教室」を開催しました。
夢先生は、23日は元プロサッカー選手の「南 雄太」選手、「法師人 美佳」選手、24日はボブスレーでオリンピック2大会出場の「桧野 真奈美」選手、27日は元プロラグビー選手の「西山 淳哉」選手、ダブルダッチ日本代表の「杉野 堅悟」選手にお越しいただきました。
まず、授業の前半(ゲームの時間)では、夢先生と生徒たち全員で協力してクリアを目指す「だるまさんがころんだ」「鬼ごっご」など様々なゲームを行いました。
難易度の高いゲームに、最初は戸惑い、なかなかクリアできずにいましたが、夢先生と生徒たちでたくさんの意見を出し合いながら一緒に作戦を立て、みんなで協力しクリアを目指しました。
授業の時間(南選手)
ゲームの時間(法師人選手)
授業の後半(トークの時間)では、夢先生が黒板に夢曲線を描き、夢を持つことや努力することの大切さ、その思いを子どもたちに話していただきました。
授業では、それぞれの夢先生から競技を始めたきっかけや夢に近づくために意識してきたこと、これまでに経験した挫折、そしてそれを乗り越えて夢を叶えたことについてお話いただきました。
南選手からは、夢を叶えるためには楽なことばかりではないが、あきらめず「努力」を続けること、そして支えてくれている周りの人への「感謝」を忘れずに頑張ってほしいこと、法師人選手からは、自身がこれまで自分で選択してきて、この道を歩んできてよかったと思えた経験から、自分の道は「周りがどうとかではなく、自分で決めてほしい」と伝えていただきました。
また、桧野選手からは、「本当の敵は自分」ということを意識し、少しでも周りより多く頑張るというマイルールを作り努力してきた経験から、一歩ずつでもいいので「自分に負けない」「あきらめない」「逃げない」「今を大切に」夢に向かって頑張ってほしいと伝えていただきました。
さらに、西山選手からは、常に夢を追い続けて「毎日努力」を継続すること、「ポジティブ」に物事を捉え、「前向きな言葉」をたくさん使うことを大切にしてもらいたいと伝えていただきました。
杉野選手からは、「絶対に世界一になる」と夢を口に出して言い続け、夢を叶えた経験から、「夢を常に口に出し、周りの人に伝えること」を大切にしてもらいたいと熱い思いを語っていただきました。
最後は、「将来の夢やそのためにできること」を自分の夢シートに記入し、みんなの前で発表を行いました。
授業の時間(桧野選手)
ゲームの時間(西山選手)
授業の時間(杉野選手)
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