柳之宮小学校・大原小学校で「夢の教室」を実施
更新日:2022年10月7日
夢の教室とは
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」は、様々な競技の現役選手/OB/OGなどが「夢先生」として登壇し、自らの経験をもとに「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを授業をとおして子どもたちに伝えていく取り組みです。
子どもたちには話を聞きながら自分の夢についても考え、「夢シート」に書き残してもらいます。その子どもたちの「夢」について、後日、夢先生が1人1人メッセージとサインを記入し、子どもたちへお届けします。
9月27日・28日に柳之宮小学校、大原小学校の5年生のクラスで「夢の教室」を実施しました。
夢先生は、27日は元陸上短距離走日本代表の「高橋 萌木子」選手、28日は元サッカー日本代表の「安永 聡太郎」選手にお越しいただきました。
今回はゲームの前に、高橋選手の走り方教室、安永選手によるリフティングやパスのデモンストレーションが行われました。
一流選手から速く走れるようになるコツを教えてもらえたり、レベルの高いサッカーのプレーを目の前で見た子どもたちからは、喜びや驚きの声があがるなど、とても盛り上がりを見せました。
また、授業の前半(ゲームの時間)では、夢先生と子どもたち全員で協力してクリアを目指す、「だるまさんが転んだ」や「ボール回し」などのゲームを行いました。
最初はクラス全員の動きがまとまらず、あと一歩のところでクリアができずにいましたが、夢先生と子どもたちで、たくさんの意見を出し合いながら一緒に作戦を立て、みんなで協力しクリアを目指しました。
高橋選手のランニング教室
安永選手によるサッカーの披露
ボールを使ったゲーム
授業の後半(トークの時間)では、夢先生が黒板に夢曲線を描き、夢を持つことや努力することの大切さ、その思いを子どもたちに話しをしてくれました。
高橋選手の授業では、陸上を続けていく中で、上手くいくことばかりでなく、周囲からの心無い言葉や大会での敗北など辛い経験もしてきたが、「好きなことを続けること」「自分のことを信じること」「できることをもっとできるように」を意識して、これまで陸上を続けてきたことをお話しいただきました。子どもたちにも、夢に向かって自分のことを信じ、好きなことを続けていってほしいことを伝えていただきました。
また、安永選手の授業では、夢を叶えるために、1つ1つを集中して取り組み、たくさんの人たちとの出会いを積み重ね、その中で自分の個性を磨き上げてきたことをお話いただきました。子どもたちには、周りと比較することなく、自分の個性に自信を持って頑張ってほしいこと、そして、支えてくれている全ての人への感謝の気持ちを忘れずにいてほしいことを伝えていただきました。
その他にも、夢先生自身の競技を始めたきっかけやトップ選手になるまでに経験した挫折、そしてそれを乗り越えたエピソードなどの熱い想いを聞いた子どもたちは、「将来の夢やそのためにできること」「やってみようと思うこと」を自分の夢シートに記入し、みんなの前で発表を行いました。
高橋選手の授業の様子
安永選手の授業の様子
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