八潮市水道事業ビジョン策定の方針について
更新日:2017年2月9日
1.八潮市水道事業ビジョン策定の背景
本市水道事業は、将来にわたって安全で安心できる水を安定的に供給するシステム構築のための施設水準や管理技術の向上を目標と定め、「安全で安定性の高い水の供給体制づくり」を基本理念として、平成22年3月に計画期間を平成22年度から平成31年度までとする「八潮市水道ビジョン」を策定して、水道事業経営を進めてきました。
その間、東日本大震災の発生や人口減少社会の到来など、水道事業を取り巻く環境が急激に大きく変化しています。
平成25年3月、国(厚生労働省)は、新たに水道事業の理想像と、その理想像を具現化するため、「安全」、「強靭」、「持続」の観点を基本に、今後、当面の間に取り組むべき事項、方策を提示した「新水道ビジョン」を策定・公表しました。
このことを受け、本市でも「八潮市水道ビジョン」における事業の進捗状況の評価を行うと共に、国の「新水道ビジョン」の内容を踏まえて「八潮市水道事業ビジョン」を策定することとしました。
2.八潮市水道事業ビジョン策定の方針
八潮市水道事業ビジョンの策定にあたり、本市では戦略的アプローチとして、これまでに「アセットマネジメント」、「水安全計画」、「基幹管路等耐震化計画」等の策定に取り組んできました。
本ビジョンでは、これらの取り組みを、「第5次八潮市総合計画」で示された基本構想や埼玉県水道整備基本構想(埼玉県水道ビジョン)との整合を図りながら、国が「新水道ビジョン」で掲げている、「安全」、「強靭」、「持続」の観点を基本に、お客様の声を取り入れながら、中期的に実施していく施策・取り組みを体系的にとりまとめていきます。
そして、今後50年、100年先も安全で良質な水の安定給水の実現に向け、「八潮市水道事業基本計画」として展開を図り、計画的に事業を進めていきます。
なお、本ビジョンの計画期間は平成30年度から平成39年度までの10年間としますが、計画期間中に水需要の動向や、社会情勢に大きな変化が見られる場合は、新たな考え方に基づき、適切に計画の見直しを図ります。
3.策定スケジュール
詳しくは、下記ダウンロードをご覧ください。