「八潮市水安全計画」を策定しました
更新日:2018年11月1日
「八潮市水安全計画」を策定しました
八潮市では、水道水の安全性をさらに高めるために、本市水道事業におけるさまざまな水道水の水質に影響を及ぼす可能性のあるリスクを分析し、リスクに対応する管理手法を定めた「八潮市水安全計画」を策定しました。
水安全計画ってなんでしょうか
水安全計画とは、お客様においしい水道水を安心してご使用いただけるように、水源から蛇口までのあらゆる過程で、水道水の水質に影響を及ぼす可能性のある危害(リスク)を分析し、リスクに対応する方法を定めた水質管理手法(リスクマネジメント)です。
どんな内容でしょうか
1.危害(リスク)の抽出と分析
施設の現状や様々な情報をもとに、水道水の水質に影響を及ぼす可能性のある危害(リスク)を抽出し、リスクレベルを分析しました。
2.対応マニュアルの作成
抽出した危害(リスク)への対応方法(発生原因、事実確認、対応処置)をマニュアル化しました。
3.実施状況の検証(チェック)と見直し(レビュー)
水安全計画で設定されたとおり運用されているかチェックします。
また、定期的に見直し(レビュー)を実施するほか、必要に応じ臨時の見直し(レビュー)を行います。
「八潮市水安全計画」では、どのような危害(リスク)がわかったのですか
危害(リスク)を抽出し、分析した結果、リスクレベルが高いものは、以下の通りです。
1.地下水の異常(鉄・マンガン類の水質基準値超過)
2.県水の水質異常及び放射性物質による水質汚染
3.浄水処理施設の設定ミスや故障等
4.給配水管の老朽化に伴う水質異常
5.貯水槽水道における残留塩素不足
抽出された危害(リスク)については、「八潮市水安全計画」に基づき、すべて管理措置を行っています。
どんな効果があるのでしょうか
効果(メリット)の主なものは、以下の通りです。
1.安全性の向上
水道システムに存在する危害(リスク)を把握し必要な対応をとることでリスクが軽減され安全性が向上します。
2.維持管理の向上、効率化
管理方法や優先順位が明確になり、維持管理水準の向上や効率化が図れます。
3.技術の継承
水源から給配水までを一元化に整理し、文書化(マニュアル化)することで技術継承が確実にできます。
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