八潮市はゼロカーボンシティ共同宣言をしています
更新日:2023年1月24日
八潮市は2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指します。
私たち一人ひとりが、生活の中でちょっとした工夫をしながら、無駄をなくし、環境負荷の低い製品・サービスを選択することで、二酸化炭素削減に大きく貢献し、脱炭素社会の実現に大きな影響を与えることができます。
家庭でできる10のエコ(エコロジー:環境にやさしい)
1.フード(食品)ロスを減らす
食品には、生産・保管・加工・輸送・消費・廃棄等の流れがあり、その過程でエネルギーが使用され、CO2が排出されています。
食事を食べ残さない、賞味期限や消費期限を意識して食品を無駄にしない、必要な分だけ買うなど、「もったいない」を心がけ、食品ロスを減らす取組を実践しましょう。
2.エコバッグを使う
エコバッグを使用して、レジ袋を使わないことでプラスチックごみを減らすことができ、生産に必要な資源も節約することができます。
エコバッグを持ち歩くことをいつもの習慣として取り入れ、買い物のときは不要なレジ袋をもらわないようにしましょう。
3.マイボトルを持ち歩く
ペットボトルなどの使い捨て容器のごみを減らすために、学校や職場、外出先に水筒などのマイボトルを持っていきましょう。
マイボトルを繰り返し使うことでプラスチックごみを減らせるうえに、使い捨て容器の生産・輸送などに必要な資源の節約にもつながります。
環境省によると、ペットボトルの年間生産量は65万トン以上。飛行機(1機約350トン)の重さに換算すると、約1,900機分の重さになります。
4.節水を心掛ける
水を使用するためには、浄水場や下水処理場、各家庭への送水において、多くのポンプが使用され、電力が使われます。さらにお湯を使用するには加熱のためのエネルギーが必要となり、より多くのCO2が発生します。
水道を小まめに止めるようにし、お風呂は家族で間隔を空けずに入る、シャワーを不必要に流したままにしないなど節水を心掛けましょう。
5.再生紙を使う
紙製品の原料は主に木材が使われます。木を切ることによってCO2吸収量が減り、地球温暖化が進む恐れがあります。
古紙を利用した再生紙を選ぶことで森林資源を保護しましょう。
6.エアコンの温度設定を変える
日本の電力発電においては、火力発電が多くを占めていることから、電気は使えば使うほどCO2が排出されることとなります。
エアコンは設定温度が、冷房なら低いほど、暖房なら高いほど消費電力は大きく変化するため、夏の冷房時は室温28℃、冬の暖房時は室温20℃に設定して節電を心掛けましょう。
電気代の節約にもつながります。
7.冷蔵庫の適切な管理をする
冷蔵庫に物を詰め込みすぎると冷気が回らず余計な電力を消費するので適度にスペースを空けるようにしましょう。
また、ドアが開いている時間が長かったり、熱いものをそのまま入れると庫内温度が上昇するため、再度庫内を冷やすために電力を消費するので、ドアの開閉を短時間にして、熱いものは冷ましてから入れるようにするなど、冷蔵庫の適切な管理をしましょう。
8.省エネ家電の導入
エアコンや冷蔵庫などの家電を省エネ性能の高いものに換えることで、節電やCO2削減の効率が上がります。
照明についても、一般的な電球に比べて消費電力が小さく寿命が長いLED照明を選ぶようにしましょう。
9.再生可能エネルギー由来の電気への切り換え
再生可能エネルギーとは、石油や石炭、天然ガスなどの化石エネルギーとは違い、太陽光や風力、地熱といった自然界に常に存在するエネルギーのことです。
自宅の屋根に太陽光パネルを設置するほか、再生可能エネルギーを扱う電力会社を選ぶ方法もあります。
10.CO2の少ない交通手段を利用する
移動の際にガソリン車を使うとCO2を排出します。これを徒歩、自転車、公共交通機関に代えることでCO2削減につながるほか、体を動かすことにより健康増進にもつながります。
また、自動車についても、電気自動車、ハイブリッド車などへの乗り換え、カーシェアリングの活用、エコドライブの実施などをすることでCO2削減につながります。