マンション管理計画認定制度

　マンション管理計画認定制度とは、マンションの管理組合が作成したマンションの管理計画が一定の基準を満たす場合に、適切な管理計画を持つマンションとして地方公共団体が認定をする制度です。
　管理計画認定制度は、マンション管理適正化推進計画を策定している地方公共団体において運用が可能となっており、八潮市では令和6年3月に「八潮市マンション管理適正化推進計画」を策定し、当該計画期間の開始時期となる令和6年4月から管理計画認定制度を開始しています。
　注記：マンション管理計画認定制度の対象となるのは、八潮市内の分譲マンションです。

　管理計画の認定を受けることにより、次のようなメリットが期待されます。

• 適正に管理されているマンションとして、売買時に市場で評価されることが期待されます。
• 区分所有者の管理への意識が高く保たれ、管理水準を維持向上しやすくなることが期待されます。
• 住宅金融支援機構の「マンションすまい・る債」の利率上乗せが適用されます。
• 住宅金融支援機構の「フラット35」および「マンション共用部分リフォーム融資」の金利優遇が適用されます。

　住宅金融支援機構の提供する制度の詳細については、
　以下の住宅金融支援機構のホームページにてご確認ください。

　管理組合の運営、管理規約、管理組合の経理、長期修繕計画の作成および見直しなどが基準として定められています。国の認定基準と同様の内容としているため、八潮市独自の基準はありません。
　具体的な基準については、下記の資料をご覧ください。

　申請の際は、公益財団法人マンション管理センターの「管理計画認定手続支援サービス」を利用して行います。
　管理計画の認定申請を行うにあたっては、いくつかのパターンがありますので、詳細については、下記の公益財団法人マンション管理センターのホームページからご確認ください。代表的な流れは次のとおりです。
　注記：八潮市では、公益財団法人マンション管理センターが発行する「事前確認適合証」を、認定申請を行う際の必須の添付書類としていることから、必ずマンション管理センターの事前確認を受けてください。

1. 管理計画認定の申請について、総会で決議をとってください。　　
2. 事前確認に関する情報を管理計画認定手続支援サービスにて入力し、添付書類を提出（アップロード）してください。
3. 認定基準に適合している場合は、適合通知メールが届きます。（事前確認適合証の発行）
4. 管理計画認定手続支援サービスにおいて、事前確認適合証および認定申請書（自動作成）を添付し、市に認定申請を行います。
5. 市が認定申請の審査を行った後、市が認定通知書を発行します。

　管理計画認定手続支援サービスのシステム利用料（1申請あたり10,000円）がかかるほか、事前確認審査料が別途かかります。詳しくは、公益財団法人マンション管理センターへご確認ください。
　なお、市への申請手数料はかかりません。

　認定の有効期間は5年です。更新の手続きを行わない場合は、認定は失効します。